高松琴平電気鉄道1200形

京浜急行電鉄700形(2代)/高松琴平電気鉄道1200形

《最終更新》 2023年8月19日

概要

700形は京浜急行電鉄が1967年から製造した電車である。1971年にかけて4両編成21本が投入された。1998年から2005年にかけて廃車され、一部が高松琴平電気鉄道に譲渡された。

高松琴平電気鉄道1200形は2003年から京浜急行電鉄700形を譲受した電車である。2006年にかけて2両編成11本が投入された。


外観の特徴

1967年に製造された701F~709F(以下、前期形)は前面窓が小型であり、側窓の隅部が角形である。1969年から1970年に製造された711F~737F(中期形)は前面窓が大型化され、側窓の隅部が丸形である。1971年に製造された739F~741F(後期形)は側扉窓が大型化された。塗装は全車両が赤に白帯(標準色)である。

改造による変化として、1980年から1988年にかけて冷房化改造が施され、屋根上に分散式冷房装置(冷房)が搭載された。前期形は冷房化改造時に前面窓が大型に改造された(前面改造)。

高松琴平電気鉄道1200形は導入時に塗装が変更され、琴平線の車両は白と黄色のツートン(琴平色)、長尾線の車両は白と緑色のツートン(長尾色)である。


バリエーション一覧

No.
現状
特徴

各バリエーション解説

A01 前期形/標準色

1967年に製造された701F~709Fの落成時の姿。前面窓が小型であり、側窓の隅部が角形である。1987年までに冷房化改造が施され、この姿は消滅した。

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A02 前期形/標準色 [冷房][前面改造]

701F~709Fの冷房化改造後の姿。1985年から1987年にかけて冷房化改造および前面窓の大型化改造が施された。2005年までに廃車され、この姿は消滅した。

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A11 前期形/琴平色 [冷房][前面改造]

高松琴平電気鉄道1201F、1211F、1213Fの姿。琴平線の車両として白と黄色のツートンである。現在もこの姿で使用されている。

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B01 中期形/標準色

1969年から1970年に製造された711F~737Fの落成時の姿。前面窓が大型化され、側窓の隅部が丸形である。1988年までに冷房化改造が施され、この姿は消滅した。

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B02 中期形/標準色 [冷房]

711F~737Fの冷房化改造後の姿。1980年から1988年にかけて冷房化改造が施された。2005年までに廃車され、この姿は消滅した。

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B11 中期形/琴平色 [冷房]

高松琴平電気鉄道1203F~1209F、1215Fの姿。琴平線の車両として白と黄色のツートンである。現在もこの姿で使用されている。

高松琴平電気鉄道 1207F
高松琴平電気鉄道 1207F
撮影場所 片原町駅付近   撮影日 2023年7月
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B12 中期形/長尾色 [冷房]

高松琴平電気鉄道1251Fの姿。長尾線の車両として白と緑色のツートンである。2011年には1215Fにも同様の塗装が施された。現在もこの姿で使用されている。

高松琴平電気鉄道 1251F
高松琴平電気鉄道 1251F
撮影場所 片原町駅付近   撮影日 2023年7月
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C01 後期形/標準色

1971年に製造された739F~741Fの落成時の姿。側扉窓が大型化された。1988年までに冷房化改造が施され、この姿は消滅した。

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C02 後期形/標準色 [冷房]

739F~741Fの冷房化改造後の姿。1987年から1988年にかけて冷房化改造が施された。2005年までに廃車され、この姿は消滅した。

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C11 後期形/長尾色 [冷房]

高松琴平電気鉄道1253F、1255Fの姿。長尾線の車両として白と緑色のツートンである。現在もこの姿で使用されている。

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