京浜急行電鉄1000形(2代)

京浜急行電鉄1000形(2代)

《最終更新》 2026年5月2日

概要

1000形は京浜急行電鉄が2002年から製造した電車である。2026年にかけて8両編成31本、6両編成25本、4両編成31本が投入された。


外観の特徴

2002年に製造された車両(以下、前期形A)はアルミ製車体で、ドア間の側窓は2分割窓である。2003年から2006年に製造された車両(前期形B)はドア間の側窓が1枚窓に変更された。

2007年以降はステンレス製車体が採用され、2007年から2019年に製造された車両のうち、東急車輛製造および総合車両製作所で製造された車両(中期形A)は凹凸が少ない雨樋下の形状が特徴であり、川崎重工業で製造された車両(中期形B)は雨樋下に貼り合わせの部材が露出している。

2016年に4両編成で製造された1800番台(貫通形A)は前面に貫通路が設置され、前面デザインが変更された。2021年と2022年に4両編成で製造された1890番台(貫通形B)は雨樋が平滑化され、側面行先表示器の大型化や側扉配置が変更された。先頭車の乗務員室の後部に座席が設置され、側面に小窓が設けられた。

2023年に総合車両製作所で製造された8両編成(後期形A)は1890番台に準じた車体構造であるが、前面は非貫通形である。2023年に川崎車両で製造された6両編成(後期形B)は側面に設置された雨樋が特徴である。2026年に製造された車両(後期形C)は乗務員側室後位の側面小窓が廃止された。

アルミ車体の塗装は赤をベースに窓周りがアイボリー(標準色Ⅰ)である。ステンレス車体は2015年までに製造された車両がステンレス地に赤とクリーム色帯(標準色Ⅱ)である。2016年と2017年に製造された車両は赤色をベースに窓周りがアイボリーの全面ラッピング(標準色Ⅲ)が採用された。2018年から2023年に製造された車両は、アルミ車体と同様に赤をベースに窓周りがアイボリーの全面塗装が採用された。2026年に製造された車両は再びステンレス地が採用された。

特別塗装として2014年にアルミ車体の1057Fが「KEIKYU YELLOW HAPPY TRAIN」として黄色にアイボリーの前面帯(黄色)に変更された。

当初は行先表示器が幕式であったが、2005年7月以降に製造された車両はフルカラーLED式(FC-LED)が採用された。2015年から幕式行先表示器がフルカラーLED式に改造された。

2017年からアルミ車体の車両に車体更新工事が施され、先頭車と車端部の固定窓が開閉式に改造された(側窓改造)。


 
製造年
製造所
車体
側窓
行先表示器
前面形状
塗装
前期形A
前期形B
中期形A
中期形B
貫通形A
貫通形B
後期形A
後期形B
後期形C
 
2002年 2003年~2005年 2005年~2006年 2007年~2014年 2016年~2017年 2018年~2019年 2008年~2015年 2016年 2018年~2019年 2016年 2021年~2022年 2023年 2023年 2026年  
東急車輛製造/川崎重工業 東急車輛製造/総合車両製作所 川崎重工業   総合車両製作所 川崎車両 総合車両製作所  
アルミ製  ステンレス製車体  
2枚固定 1枚固定  2枚一部開閉      
幕式 フルカラーLED式  
非貫通形(非常扉) 貫通形 非貫通形(非常扉)  
全塗装 帯フィルム 全面ラッピング 全塗装 帯フィルム 全面ラッピング 全塗装 全面ラッピング 全塗装 帯フィルム  

バリエーション一覧

No.
現状
特徴

各バリエーション解説

A01 前期形A/標準色Ⅰ

前期形Aの落成時の姿。2002年に製造された1001F、1009F、1017F、1401F、1405Fが該当する。ドア間の側窓が2分割の固定窓である点が特徴である。2015年にフルカラーLED式行先表示器に改造され、この姿は消滅した。

京浜急行電鉄 1001F
京浜急行電鉄 1001F
撮影場所 京急長沢駅   撮影日 2010年6月
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A02 前期形A/標準色Ⅰ [FC-LED]

前期形Aの行先表示器LED化後の姿。2015年に行先表示器がフルカラーLED式に改造された。2023年までに車体更新工事が施され、この姿は消滅した。

京浜急行電鉄 1009F
京浜急行電鉄 1009F
撮影場所 屏風浦駅   撮影日 2017年11月
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A03 前期形A/標準色Ⅰ [FC-LED][側窓改造]

前期形Aの車体更新後の姿。2017年から2023年にかけて車体更新工事が施された。先頭部と車端部の側窓が開閉式に変更された。現在もこの姿で使用されている。

京浜急行電鉄 1001F
京浜急行電鉄 1001F
撮影場所 京急鶴見駅   撮影日 2018年2月
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B01 前期形B/標準色Ⅰ

2005年までに製造された前期形Bの落成時の姿。2003年から2005年に製造された1025F、1033F、1041F、1049F、1409F、1413F、1417F、1421Fが該当する。ドア間の側窓は1枚固定窓である。2015年にフルカラーLED式行先表示器に改造され、この姿は消滅した。

京浜急行電鉄 1025F
京浜急行電鉄 1025F
撮影場所 杉田駅付近   撮影日 2013年11月
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B02 前期形B/標準色Ⅰ [FC-LED]

2005年以降に製造された前期形Bの落成時の姿。2005年から2006年に製造された1057F、1065F、1425F、1429F、1433F、1437F、1441F、1445Fが該当する。フルカラーLED式行先表示器が採用された。2015年には2005年以前に製造された幕式行先表示器を装備していた車両がフルカラーLED式行先表示器に改造され、同じ姿になった。現在もこの姿で使用されている。

京浜急行電鉄 1033F
京浜急行電鉄 1033F
撮影場所 屏風浦駅   撮影日 2017年11月
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B03 前期形B/標準色Ⅰ [FC-LED][側窓改造]

前期形Bの車体更新後の姿。2022年から車体更新工事が施された。先頭部と車端部の側窓が開閉式に変更された。現在もこの姿で使用されている。

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B11 前期形B/黄色 [FC-LED]

「KEIKYU YELLOW HAPPY TRAIN」の姿。2014年に1057Fが「KEIKYU YELLOW HAPPY TRAIN」として黄色に変更された。2025年に車体更新工事が施され、この姿は消滅した。

京浜急行電鉄 1057F
京浜急行電鉄 1057F
撮影場所 四ツ木駅   撮影日 2021年10月
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B12 前期形B/黄色 [FC-LED][側窓改造]

「KEIKYU YELLOW HAPPY TRAIN」の車体更新後の姿。2025年に車体更新工事が施された。先頭部と車端部の側窓が開閉式に変更された。現在もこの姿で使用されている。

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C01 中期形A/標準色Ⅱ [FC-LED]

2007年から2014年に製造された中期形Aの落成時の姿。1073F、1081F、1089F、1097F、1105F、1113F、1121F、1129F、1137F、1145F、1153F、1161F、1169Fが該当する。ステンレス製車体が採用された。東急車輛製造および総合車両製作所で製造された車両は、雨樋下の凹凸が小さく、上帯が太い点が特徴である。現在もこの姿で使用されている。

京浜急行電鉄 1121F
京浜急行電鉄 1121F
撮影場所 神奈川駅   撮影日 2026年4月
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C11 中期形A/標準色Ⅲ [FC-LED]

2016年と2017年に製造された中期形Aの落成時の姿。1177F、1185Fが該当する。全面ラッピングが採用された。現在もこの姿で使用されている。

京浜急行電鉄 1185F
京浜急行電鉄 1185F
撮影場所 屏風浦駅   撮影日 2017年11月
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C21 中期形A/標準色Ⅰ [FC-LED]

2018年から2019年に製造された中期形Aの落成時の姿。1201F、1209F、1217F、1225F、1643F、1655F、1661Fが該当する。ステンレス製車体に全面塗装が採用された。現在もこの姿で使用されている。

京浜急行電鉄 1217F
京浜急行電鉄 1217F
撮影場所 神奈川駅   撮影日 2026年4月
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D01 中期形B/標準色Ⅱ [FC-LED]

2008年から2015年に製造された中期形Bの落成時の姿。1449F、1453F、1457F、1465F、1469F、1473F、1477F、1481F、1485F、1489F、1301F、1307F、1313F、1319F、1325F、1331F、1337F、1343F、1349F、1355F、1361F、1367Fが該当する。ステンレス製車体が採用された。川崎重工業で製造された車両は雨樋下に貼り合わせの部材が露出しているため、上帯が細い点が特徴である。現在もこの姿で使用されている。

京浜急行電鉄 1473F
京浜急行電鉄 1473F
撮影場所 屏風浦駅   撮影日 2017年11月
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D11 中期形B/標準色Ⅲ [FC-LED]

2016年と2017年に製造された中期形Bの落成時の姿。1601F、1607Fが該当する。全面ラッピングが採用された。現在もこの姿で使用されている。

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D21 中期形B/標準色Ⅰ [FC-LED]

2018年から2019年に製造された中期形Bの落成時の姿。1613F、1619F、1625F、1631F、1637F、1649F、1667Fが該当する。ステンレス製車体に全面塗装が採用された。現在もこの姿で使用されている。

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E01 貫通形A/標準色Ⅲ [FC-LED]

貫通形Aの落成時の姿。2016年に製造された4両編成の1801F、1805F、1809Fが該当する。4両編成2本を併結した8両編成として、地下鉄線に乗り入れ運用が可能なように、前面に貫通路が設置された。車体塗装はフルラッピングである。現在もこの姿で使用されている。

京浜急行電鉄 1809F
京浜急行電鉄 1809F
撮影場所 平和島駅   撮影日 2017年6月
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F01 貫通形B/標準色Ⅰ [FC-LED]

貫通形Bの落成時の姿。2021年から2022年に製造された4両編成の1891F~1895Fが該当する。車体構造が変更され、雨樋の平滑化や側面行先表示器が大型化された。デュアルシートを搭載し、ウィング号やイベント列車にも充当される。車両愛称は「Le Ciel」である。現在もこの姿で使用されている。

京浜急行電鉄 1893F
京浜急行電鉄 1893F
撮影場所 神奈川駅   撮影日 2026年4月
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G01 後期形A/標準色Ⅰ [FC-LED]

後期形Aの落成時の姿。2023年に総合車両製作所で製造された1701Fが該当する。1890番台に準じた車体構造で、非貫通形の前面形状が採用された。現在もこの姿で使用されている。

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H01 後期形A/標準色Ⅰ [FC-LED]

後期形Bの落成時の姿。2023年に川崎車両で製造された1501Fが該当する。1890番台に準じた大型な側面行先表示器などが採用されたが、雨樋は従来車に類似した構造である。現在もこの姿で使用されている。

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I01 後期形C/標準色Ⅱ [FC-LED]

後期形Cの落成時の姿。2026年に総合車両製作所で製造された1702F、1703Fが該当する。車体塗装が全塗装から帯フィルムに変更され、先頭部の小窓も廃止された。現在もこの姿で使用されている。

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