高松琴平電気鉄道600形
概要
600形は高松琴平電気鉄道が1998年から導入した電車である。名古屋市交通局250/700形と1600/1700/1800/1900形を改造し、2002年にかけて2両編成12本が投入された。2006年に2両編成2本が組成解除され、志度線用の増結車として800番台に改番された。
外観の特徴
601F、621F、623F、629F(以下、前期形)は名古屋市交通局時代に先頭化改造が施された東山線の250形を種車に改造され、高位に設置された乗務員扉窓が特徴である。603F、605F、611F、613F、625F、627F(中期形)は名城線の1600/1700/1800/1900形から改造され、種車に準じた浅い屋根形状が特徴である。607F、609F(後期形)は東山線の700形から改造され、深い屋根形状が特徴である。603Fと625Fは導入時に前面表示器が小型(小型表示器)であったが、2000年に他車と同様に大型化された。
導入時の塗装は白に緑とグレー(●旧塗装)である。2001年から路線別の車体色が採用され、長尾線の車両は白と緑色のツートン(●長尾色)、志度線の車両は白と赤色のツートン(●志度色)に変更された。2011年に603Fと605Fが琴平線に転属し、白と黄色のツートン(●琴平色)に変更された。
バリエーション一覧
No.
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現状
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特徴 |
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A01 | 消滅 | 前期形/●旧塗装 |
A02 | 現存 | 前期形/●長尾色 |
A03 | 現存 | 前期形/●志度色 |
B01 | 消滅 | 中期形/●旧塗装 |
B02 | 消滅 | 中期形/●旧塗装 [小型表示器] |
B03 | 現存 | 中期形/●長尾色 |
B04 | 現存 | 中期形/●志度色 |
B05 | 現存 | 中期形/●琴平色 |
C01 | 消滅 | 後期形/●旧塗装 |
C02 | 消滅 | 後期形/●長尾色 |
C03 | 現存 | 後期形/●志度色 |
各バリエーション解説
A01 | 前期形/●旧塗装 |
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601F、621F、623F、629Fの導入時の姿。名古屋市交通局時代に先頭化改造が施された東山線の250形を種車に改造され、高位に設置された乗務員扉窓が特徴である。2001年から塗装変更され、この姿は消滅した。
A02 | 前期形/●長尾色 |
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長尾線601Fの塗装変更後の姿。2006年に長尾線の車両として、白と緑色のツートンに変更された。現在もこの姿で使用されている。
A03 | 前期形/●志度色 |
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志度線621F、623F、629の塗装変更後の姿。2001年から志度線の車両として、白と赤色のツートンに変更された。現在もこの姿で使用されている。
B01 | 中期形/●旧塗装 |
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605F、611F、613F、627Fの導入時の姿。名城線の1600/1700/1800/1900形から改造され、種車に準じた浅い屋根形状が特徴である。2000年には603Fと625Fの前面表示器が改造され、同様の姿になった。2001年から塗装変更され、この姿は消滅した。
B03 | 中期形/●長尾色 |
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603F、605F、611F、613Fの塗装変更後の姿。2001年から長尾線の車両として、白と緑色のツートンに変更された。現在は613Fがこの姿で使用されている。
B04 | 中期形/●志度色 |
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625F、627Fの塗装変更後の姿。2001年から志度線の車両として、白と赤色のツートンに変更された。2007年に長尾線から転用された631Fもこの姿である。現在もこの姿で使用されている。
B05 | 中期形/●琴平色 |
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603F、605Fの琴平線転用後の姿。2011年に長尾線から琴平線に転用され、白と黄色のツートンに変更された。現在もこの姿で使用されている。