長崎電気軌道500形

長崎電気軌道500形

《最終更新》 2023年6月17日

概要

500形は長崎電気軌道が1966年に製造した電車である。6両が投入された。


外観の特徴

落成時の塗装は緑とクリーム色のツートン(以下、標準色)である。1968年にワンマン化改造が施され、緑とクリーム色のツートンに赤帯(赤帯)に変更された。1998年頃以降は赤帯が省略され、再び落成時の塗装が採用された。

改造による変化として、1968年のワンマン化改造時にミラーが設置され、運転席左側の前面窓上部が固定化された(固定窓Ⅰ)。一部車両は運転席右側の前面窓上部も固定化(固定窓Ⅱ)され、2017年頃までに全車両に普及した。1984年には冷房化改造が施され、屋根上に冷房装置(冷房)が搭載された。2010年頃に大型の前照灯が小型に変更された(前照灯改造)。


バリエーション一覧

No.
現状
特徴

各バリエーション解説

A01 標準色

落成時の姿。1968年にワンマン化改造が施され、この姿は消滅した。

リストへ戻る
A02 標準色 [固定窓Ⅰ][冷房]

前面左側窓が固定化された車両の赤帯省略後の姿。1998年頃以降は赤帯が省略された。2010年頃に前照灯が改造され、この姿は消滅した。

長崎電気軌道 504号
長崎電気軌道 504号
撮影場所 思案橋停留場付近   撮影日 2012年12月
リストへ戻る
A03 標準色 [固定窓Ⅰ][冷房][前照灯改造]

前面左側窓が固定化された車両の前照灯改造後の姿。2010年頃に大型の前照灯が小型に変更された。2017年頃までに運転席右側の前面窓上部が固定化され、この姿は消滅した。

長崎電気軌道 504号
長崎電気軌道 504号
撮影場所 浦上車庫前停留場付近   撮影日 2016年8月
リストへ戻る
A04 標準色 [固定窓Ⅱ][冷房]

前面左右窓が固定化された車両の赤帯省略後の姿。1998年頃以降は赤帯が省略された。2010年頃に前照灯が改造され、この姿は消滅した。

長崎電気軌道 503号
長崎電気軌道 503号
撮影場所 西浜町停留場付近   撮影日 2012年12月
リストへ戻る
A05 標準色 [固定窓Ⅱ][冷房][前照灯改造]

前面左右窓が固定化された車両の前照灯改造後の姿。2010年頃に大型の前照灯が小型に変更された。2017年頃までに全車両の運転席右側の前面窓上部が固定化され、この姿になった。現在もこの姿で使用されている。

長崎電気軌道 505号
長崎電気軌道 505号
撮影場所 浦上駅前停留場付近   撮影日 2021年5月
リストへ戻る
A11 赤帯 [固定窓Ⅰ]

ワンマン化改造後の姿。1968年にワンマン化改造が施され、塗装変更およびミラー設置に伴って運転席左側の前面窓上部が固定化された。1984年に冷房化改造が施され、この姿は消滅した。

リストへ戻る
A12 赤帯 [固定窓Ⅱ]

ワンマン化改造後の姿。1968年にワンマン化改造が施され、塗装変更およびミラー設置に伴って運転席左右の前面窓上部が固定化された。1984年に冷房化改造が施され、この姿は消滅した。

リストへ戻る
A13 赤帯 [固定窓Ⅰ][冷房]

前面左側窓が固定化された車両の冷房改造後の姿。1984年に冷房化改造が施された。1998年頃以降に赤帯が省略され、この姿は消滅した。

リストへ戻る
A14 赤帯 [固定窓Ⅱ][冷房]

前面左右窓が固定化された車両の冷房改造後の姿。1984年に冷房化改造が施された。1998年頃以降に赤帯が省略され、この姿は消滅した。

リストへ戻る