広島電鉄800形

広島電鉄800形(2代)

《最終更新》 2020.06.28

1.概要

800形は広島電鉄が1983年から製造した電車である。1997年にかけて14両が投入された。


2.外観の特徴

製造時期による差異が存在する。1983年に製造された801・802(以下、初期形)は700形に準じたフロントデザインであり、1987年の803・804(前期形)は3800形に準じたデザインに変更された。1990年の805~808(中期形)は前面の灯具が角形に変更され、1992年の809~812(後期形)はフロントガラスが方向幕と一体化、1997年の813・814(最終形)は前面のライトケースが変更された。

塗装は全車両がクリーム色に緑帯(標準色)であるが、810号車のみ側帯が前面帯より太くなっている(標準色(太帯))。

2017年から更新工事が施されており、行先表示器がLED式(LED)に変更されている。


3.バリエーション一覧

No.
現状
特徴

4.各バリエーション解説

A01 初期形/標準色

801・802の落成時の姿。現在もこの姿で使用されている。

広島電鉄 802号車
広島電鉄 802号車
撮影場所 広電本社前停留場付近   撮影日 2021.03.22
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A11 前期形/標準色

803・804の落成時の姿。現在もこの姿で使用されている。

広島電鉄 804号車
広島電鉄 804号車
撮影場所 紙屋町停留場付近   撮影日 2015.08.22
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A21 中期形/標準色

805~808の落成時の姿。現在もこの姿で使用されている。

広島電鉄 805号車
広島電鉄 805号車
撮影場所 紙屋町停留場付近   撮影日 2015.08.22
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A22 中期形/標準色 [LED]

中期形の行先表示器LED化後の姿。805・806がこの姿である。

広島電鉄 806号車
広島電鉄 806号車
撮影場所 十日市町停留場付近   撮影日 2021.03.22
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A31 後期形/標準色

809・811・812の落成時の姿。現在もこの姿で使用されている。

広島電鉄 809号車
広島電鉄 809号車
撮影場所 紙屋町停留場付近   撮影日 2015.08.22
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A32 後期形/標準色(太帯)

810の落成時の姿。現在もこの姿で使用されている。

広島電鉄 810号車
広島電鉄 810号車
撮影場所 広電本社前停留場付近   撮影日 2021.03.22
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A41 最終形/標準色

813・814の落成時の姿。現在もこの姿で使用されている。

広島電鉄 814号車
広島電鉄 814号車
撮影場所 広電本社前停留場付近   撮影日 2021.03.22
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