広島電鉄800形(2代)
《最終更新》 2024年8月12日
概要
800形は広島電鉄が1983年から製造した電車である。1997年にかけて14両が投入された。
外観の特徴
製造時期による差異が存在する。1983年に製造された801・802(以下、初期形)は700形に準じたフロントデザインであり、1987年の803・804(前期形)は3800形に準じたデザインに変更された。1990年の805~808(中期形)は前面の灯具が角形に変更され、1992年の809~812(後期形)はフロントガラスが方向幕と一体化、1997年の813・814(最終形)は前面のライトケースが変更された。
塗装は全車両がクリーム色に緑帯(●標準色Ⅰ)であるが、810号車のみ側帯が太い(●標準色Ⅱ)。
2017年から更新工事が施されており、行先表示器がLED式(LED)に変更されている。
バリエーション一覧
No.
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現状
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特徴 |
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A01 | 現存 | 初期形/●標準色Ⅰ |
A11 | 現存 | 前期形/●標準色Ⅰ |
A21 | 消滅 | 中期形/●標準色Ⅰ |
A22 | 現存 | 中期形/●標準色Ⅰ [LED] |
A31 | 現存 | 後期形/●標準色Ⅰ |
A32 | 現存 | 後期形/●標準色Ⅱ |
A41 | 現存 | 最終形/●標準色Ⅰ |
各バリエーション解説
A22 | 中期形/●標準色Ⅰ [LED] |
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中期形の行先表示器LED化後の姿。2024年までに行先表示器がLED化された。現在もこの姿で使用されている。
広島電鉄 806号
江波停留場付近 2024年7月