広島瓦斯電軌E形
《最終更新》 2023年12月17日
概要
E形は広島瓦斯電軌が1925年に製造した電車である。10両が投入された。1939年に150形に改称された。1971年までに廃車された。1987年に156号が復籍し、現在も江波車庫に保管されている。
外観の特徴
落成時は前面窓下に前照灯があり、車体塗装は灰色と青のツートンで扉やサッシがニス塗り(●旧塗装Ⅰ)であった。1940年代に扉やサッシが車体色と同色に変更(●旧塗装Ⅱ)され、前照灯が前面窓上部に移設された(前照灯移設)。1952年から1953年にかけて車体更新が施され、側扉の1枚扉化や側窓の大型化が施された(車体更新)。1950年代後半には灰色と緑のツートン(●新塗装)が採用された。
バリエーション一覧
No.
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現状
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特徴 |
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A01 | 消滅 | ●旧塗装Ⅰ |
A02 | 消滅 | ●旧塗装Ⅱ [前照灯移設] |
A11 | 消滅 | ●新塗装 [前照灯移設] |
A12 | 現存 | ●新塗装 [前照灯移設][車体更新] |
各バリエーション解説
A12 | ●新塗装 [前照灯移設][車体更新] |
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車体更新後の姿。1952年から1953年にかけて車体更新が施され、側扉の1枚扉化や側窓の大型化が施された。1971年までに廃車された。1987年に156号が復籍し、現在もこの姿で保管されている。
広島電鉄 156号
江波車庫 2012年7月