岡山電気軌道3000形
概要
3000形は岡山電気軌道が1968年から東武鉄道日光軌道線の100形を譲受した電車である。1969年にかけて10両が導入された。現在も2両が使用されている。
外観の特徴
導入時の改造により、前面行先表示器の大型化および前面窓上の続行表示灯が撤去された。当初ツーマン車として入線した3001、3002、3004号はクリーム色にオレンジ帯(以下、●標準色Ⅰ)であり、ワンマン車に改造された3003、3005~3010号は窓下に青帯が追加された(●標準色Ⅱ)。1970年に3001、3002、3004号にワンマン化改造が施され、同様に青帯が追加された。1975年頃から広告塗装が増加し、のちに標準色が消滅した。
特別塗装として、1991年に3010号が白をベースに茶色と金帯(●レトロ色)、2004年に3007号が黒色に金帯(●KURO)、3010号が茶色の単色(●茶色)に変更された。2005年に3005号、2013年に3010号が日光軌道線時代の薄緑色にオレンジ色(●日光軌道色)に復元された。
バリエーション一覧
No.
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現状
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特徴 |
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A01 | 消滅 | ●標準色Ⅰ |
A02 | 消滅 | ●標準色Ⅱ |
A03 | 消滅 | ●レトロ色 |
A04 | 現存 | ●KURO |
A05 | 消滅 | ●茶色 |
A06 | 現存 | ●日光軌道色 |
各バリエーション解説
A02 | ●標準色Ⅱ |
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ワンマン車に改造された3003、3005~3010号の導入時の姿。ワンマン車に改造され、窓下に青帯が追加された。1970年に3001、3002、3004号にワンマン化改造が施され、この姿になった。1975年頃から広告塗装が拡大し、この姿は消滅した。
A04 | ●KURO |
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3007号の塗装変更後の姿。2004年に3007号が「KURO」として黒色に金帯に変更された。現在もこの姿で使用されている。
A06 | ●日光軌道色 |
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3005号の塗装変更後の姿。2005年に3005号が日光軌道線時代の薄緑色にオレンジ色に変更された。2013年に3010号もこの塗装に変更された。2013年に3010号が廃車され、現在は3005号がこの姿で使用されている。