能勢電鉄1700系

能勢電鉄1700系

《最終更新》 2023年12月17日

概要

1700系は能勢電鉄が1990年から阪急電鉄2000系を譲受した電車である。1992年にかけて4両編成9本が投入された。


外観の特徴

導入時の改造で前面窓上に行先表示器が設置され、尾灯が移設された。種車による差異があり、2000系初期車から改造された1700、1703、1753号(以下、前期形)は乗務員扉の天地が低く、その他の車両(後期形)は乗務員扉の天地が高い。阪急時代に冷房化改造が施され、1500系とは設置位置が異なる。

導入時の塗装は黄色に緑帯(旧塗装)であり、1993年頃に1701Fがクリーム色に赤帯(試験色Ⅰ)、1702Fがクリーム色に側面に青帯と前面に赤帯(試験色Ⅱ)、1703Fがクリーム色に青と赤帯(試験色Ⅲ)に変更された。1995年以降はクリーム色に白とオレンジ色(新塗装)が採用され、2003年以降はマルーン色(マルーン色)に変更された。2017年頃に全編成にスカートが設置された。


バリエーション一覧

No.
現状
特徴

各バリエーション解説

A01 前期形/旧塗装

1700号と1703Fの導入当初の姿。2000系初期車から改造され、乗務員扉の天地が低い点が特徴である。1995年頃までに塗装変更され、この姿は消滅した。

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A02 前期形/試験色Ⅲ

1703Fの1993年頃の塗装変更後の姿。クリーム色に青と赤帯が施された。1995年頃に塗装変更され、この姿は消滅した。

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A03 前期形/新塗装

1700号と1703Fの1995年頃の塗装変更後の姿。クリーム色に白とオレンジ色が施された。2003年頃に塗装変更され、この姿は消滅した。

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A04 前期形/マルーン色

1703Fの2003年頃の塗装変更後の姿。マルーン色が施された。2017年にスカートが設置され、この姿は消滅した。

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A05 前期形/マルーン色 [スカート]

1703Fのスカート設置後の姿。2017年にスカートが設置された。2019年に廃車され、この姿は消滅した。

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B01 後期形/旧塗装

1700号と1703F以外の導入当初の姿。乗務員扉の天地が高い点が特徴である。1995年頃までに塗装変更され、この姿は消滅した。

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B02 後期形/試験色Ⅰ

1701Fの1993年頃の塗装変更後の姿。クリーム色に赤帯が施された。1995年頃に塗装変更され、この姿は消滅した。

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B03 後期形/試験色Ⅱ

1702Fの1993年頃の塗装変更後の姿。クリーム色に側面に青帯と前面に赤帯が施された。1995年頃に塗装変更され、この姿は消滅した。

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B04 後期形/新塗装

1700号と1703F以外の1995年頃の塗装変更後の姿。クリーム色に白とオレンジ色が施された。2003年頃に塗装変更され、この姿は消滅した。

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B05 後期形/マルーン色

1703F以外の2003年頃の塗装変更後の姿。マルーン色が施された。2017年にスカートが設置され、この姿は消滅した。

能勢電鉄 1707F
能勢電鉄 1704F
撮影場所 山下駅   撮影日 2015年3月
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B06 後期形/マルーン色 [スカート]

1703F以外のスカート設置後の姿。2017年にスカートが設置された。現在もこの姿で使用されている。

能勢電鉄 1707F
能勢電鉄 1707F
撮影場所 畦野駅   撮影日 2022年4月
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