大阪高速鉄道1000/2000系

大阪高速鉄道1000/2000系

《最終更新》 2022.04.17

概要

1000系は大阪高速鉄道が1989年から製造した跨座式モノレール車両である。1998年にかけて4両編成13本が投入された。2001年以降は走行装置を改良した2000系が製造され、2009年にかけて4両編成8本が投入された。


外観の特徴

製造時期による差異が存在する。1989年に製造された1101F~1106F(以下、前期形)は前面窓が小型であり、1993年以降に製造された1131F・1132F・1121F~1125F・2111F~2118F(後期形)は前面窓が大型である。塗装は1101F~1106が青帯(前期色)、1131Fが青とピンク色の帯(中期色)、1132F・1121F~1125F・2111F~2116F・2118Fが青、白、ピンク色の帯(後期色)、2117Fが青、白、オレンジ色の帯(オレンジ帯)である。改造による変化として、2017年から一部編成の行先表示器が幕式からフルカラーLED式(FC-LED)に変更された。


バリエーション一覧

No.
現状
特徴

各バリエーション解説

A01 前期形/前期色

1101F~1106Fの姿。小型の前面窓と青帯の塗装が特徴である。現在もこの姿で使用されている。

大阪高速鉄道 1105F
大阪高速鉄道 1105F
撮影場所 万博記念公園駅   撮影日 2018.12.15
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B01 後期形/中期色

1131Fの姿。前面窓が拡大された後期形の車体である。塗装は青とピンク色の帯であるが、1132F以降の編成とは異なり、白帯がない点が特徴である。現在もこの姿で使用されている。

大阪高速鉄道 1131F
大阪高速鉄道 1131F
撮影場所 南茨木駅   撮影日 2015.03.12
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B11 後期形/後期色

1132F・1121F~1125F・2111F~2116F・2118Fの姿。前面窓が拡大された後期形の車体であり、塗装は青、白、ピンク色の帯である。2021年までに行先表示器がフルカラーLED式に変更され、この姿は消滅した。

大阪高速鉄道 2112F
大阪高速鉄道 2112F
撮影場所 南茨木駅   撮影日 2015.03.12
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B12 後期形/後期色 [FC-LED]

1132F・1121F~1125F・2111F~2116F・2118Fの行先表示器LED化後の姿。2017年から2021年にかけて行先表示器がフルカラーLED式に改造された。現在もこの姿で使用されている。

大阪高速鉄道 2111F
大阪高速鉄道 2111F
撮影場所 万博記念公園駅   撮影日 2021.07.31
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B21 後期形/オレンジ帯

2117Fの姿。オレンジ色の帯が特徴である。2019年に行先表示器がフルカラーLED式に変更され、この姿は消滅した。

大阪高速鉄道 2112F
大阪高速鉄道 2117F
撮影場所 万博記念公園駅   撮影日 2018.12.15
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B22 後期形/オレンジ帯 [FC-LED]

2117Fの行先表示器LED化後の姿。オレンジ色の帯が特徴である。2019年に行先表示器がフルカラーLED式に変更された。現在もこの姿で使用されている。

大阪高速鉄道 2117F
大阪高速鉄道 2117F
撮影場所 公園東口駅   撮影日 2022.04
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