阪堺電気軌道モ351形

南海電気鉄道モ351形

《最終更新》 2023年10月29日

概要

モ351形は南海電気鉄道が1962年から製造した電車である。1963年にかけて5両が投入された。


外観の特徴

モ501形に準じた車体であるが、車掌窓が横引式に変更された。塗装は白と緑のツートン(以下、●旧塗装)である。1976年からワンマン化改造が施され、前面行先表示器の小型化(前面表示器改造)および、塗装がオレンジ色と白い雲のデザイン(橙雲色)に変更された。1985年頃以降は緑に白帯(新塗装)が採用され、1986年以降は冷房化改造によって、屋根上に冷房装置の搭載(冷房)と車掌窓が一枚窓に改造された。1986年頃にはモ351が黄色に白い雲のデザイン(黄雲色)、2000年以降は青色に白い雲のデザイン(青雲色)、2013年にモ354がベージュと茶色のツートン(大阪色)に変更された。2013年には行先表示器がLED式(LED)に変更された。


バリエーション一覧

No.
現状
特徴

各バリエーション解説

A01 ●旧塗装

落成時の姿。1976年に塗装変更とワンマン化改造が施され、この姿は消滅した。

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A11 橙雲色 [前面表示器改造]

ワンマン化改造後の姿。1976年以降にワンマン化改造が施され、塗装変更と前面行先表示器が小型化された。塗装変更や冷房化によって、この姿は消滅した。

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A21 新塗装 [前面表示器改造]

1985年頃の塗装変更後の姿。緑に白帯が採用された。1986年以降に冷房化され、この姿は消滅した。

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A22 新塗装 [前面表示器改造][冷房]

冷房化改造後の姿。1986年以降は冷房化改造によって、屋根上に冷房装置の搭載と車掌窓が一枚窓に改造された。広告塗装や青雲色に変更され、この姿は消滅した。

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A31 黄雲色 [前面表示器改造][冷房]

1986年頃のモ351の姿。黄色に白い雲のデザインが採用された。塗装変更により、この姿は消滅した。

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A41 青雲色 [前面表示器改造][冷房]

2000年頃の塗装変更後の姿。青色に白い雲のデザインである。広告塗装に変更され、この姿は消滅した。

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A51 大阪色 [前面表示器改造][冷房]

2013年頃のモ354の姿。大阪市電のベージュと茶色のツートンが採用された。2014年に広告塗装に変更され、この姿は消滅した。

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A61 ○広告色 [前面表示器改造][冷房][LED]

行先表示器LED化後の姿。2013年に行先表示器がLED式に改造された。広告塗装が施されている。

阪堺電気軌道 モ354
阪堺電気軌道 モ354
撮影場所 住吉鳥居前停留場付近   撮影日 2021年3月
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