北近畿タンゴ鉄道KTR700/800形

北近畿タンゴ鉄道KTR700/800形

《最終更新》 2024年8月16日

概要

KTR700形は北近畿タンゴ鉄道が1989年から1990年にかけて製造した気動車である。イベント対応車であるKTR800形とあわせて12両(KTR701~KTR709、KTR801~KTR803)が投入された。


外観の特徴

製造時期による差異は存在しない。改造による変化として、2008年頃から全車両の冷房装置が更新(以下、冷房更新)された。

落成時は全車両が水色に緑帯と赤帯で扉部が無塗装(●旧塗装)であった。2008年から塗装変更が実施され、KTR701とKTR709はフルラッピング、KTR705は水色に緑帯と赤帯で扉部が黄塗装(更新色Ⅰ)、KTR704、KTR801、KTR802は水色に緑帯と赤帯で裾部に青帯(更新色Ⅱ)である。2013年以降は水戸岡鋭治氏のデザインが採用され、KTR702は「あかまつ」として赤に金帯(あかまつ)、KTR708は「あおまつ」として青に金帯(あおまつ)、KTR707は「くろまつ」として黒に金帯(くろまつ)、KTR703、KTR706、KTR803は「コミューター車両」としてベージュに金帯(新塗装)に変更された。2023年にKTR801が「TANGO EXPLORERオマージュトレイン」としてクリーム色に赤と緑帯(タンゴEXP色)に変更された。


バリエーション一覧

No.
現状
特徴

各バリエーション解説

A01 ●旧塗装

落成時の姿。水色に緑帯と赤帯で扉部が無塗装であった。2008年頃から順次冷房装置が更新され、この姿は消滅した。

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A02 更新色Ⅰ

KTR705の塗装変更後の姿。2010年にこの塗装に変更された。2014年に冷房装置が更新され、この姿は消滅した。

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A11 ●旧塗装 [冷房更新]

冷房装置更新後の姿。2008年頃から冷房装置が更新された。後に塗装が変更され、この姿は消滅した。

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A12 更新色Ⅰ [冷房更新]

KTR705の冷房装置更新後の姿。2014年に冷房装置が更新された。2021年に塗装変更され、この姿は消滅した。

京都丹後鉄道 KTR705
京都丹後鉄道 KTR705
撮影場所 宮津駅   撮影日 2019年7月
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A13 更新色Ⅱ [冷房更新]

KTR704、KTR801、KTR802の塗装変更後の姿。2014年以降にこの塗装に変更された。冷房装置も更新されている。現在もこの姿で使用されている。

京都丹後鉄道 KTR802
京都丹後鉄道 KTR802
撮影場所 宮津駅   撮影日 2019.07.21
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A21 あかまつ [冷房更新]

KTR702の塗装変更後の姿。2013年に観光列車「丹後あかまつ」の専用車両として、水戸岡鋭治氏のデザインに変更された。現在もこの姿で使用されている。

京都丹後鉄道 KTR702
京都丹後鉄道 KTR702
撮影場所 宮津駅   撮影日 2019.07.21
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A22 あおまつ [冷房更新]

KTR708の塗装変更後の姿。2013年に観光列車「丹後あおまつ」の専用車両として、水戸岡鋭治氏のデザインに変更された。現在もこの姿で使用されている。

京都丹後鉄道 KTR708
京都丹後鉄道 KTR708
撮影場所 天橋立駅   撮影日 2015.08.18
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A23 くろまつ [冷房更新]

KTR707の改造後の姿。2013年に観光列車「丹後くろまつ」の専用車両として、食堂車に改造された。外装は水戸岡鋭治氏のデザインに変更された。現在もこの姿で使用されている。

京都丹後鉄道 KTR707
京都丹後鉄道 KTR707
撮影場所 宮津駅   撮影日 2019.07.21
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A24 新塗装 [冷房更新]

KTR703、KTR706、KTR803の改造後の姿。2013年以降にこの塗装に変更された。外装は水戸岡鋭治氏のデザインに変更された。現在もこの姿で使用されている。

京都丹後鉄道 KTR706
京都丹後鉄道 KTR706
撮影場所 宮津駅   撮影日 2019.07.21
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A25 タンゴEXP色 [冷房更新]

KTR801の塗装変更後の姿。2023年にKTR801が「TANGO EXPLORERオマージュトレイン」としてクリーム色に赤と緑帯が施された。現在もこの姿で使用されている。

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