北近畿タンゴ鉄道KTR700/800形
概要
KTR700形は北近畿タンゴ鉄道が1989年から1990年にかけて製造した気動車である。イベント対応車であるKTR800形とあわせて12両(KTR701~KTR709、KTR801~KTR803)が投入された。
外観の特徴
製造時期による差異は存在しない。改造による変化として、2008年頃から全車両の冷房装置が更新(以下、冷房更新)された。
落成時は全車両が水色に緑帯と赤帯で扉部が無塗装(●旧塗装)であった。2008年から塗装変更が実施され、KTR701とKTR709はフルラッピング、KTR705は水色に緑帯と赤帯で扉部が黄塗装(●更新色Ⅰ)、KTR704、KTR801、KTR802は水色に緑帯と赤帯で裾部に青帯(●更新色Ⅱ)である。2013年以降は水戸岡鋭治氏のデザインが採用され、KTR702は「あかまつ」として赤に金帯(●あかまつ)、KTR708は「あおまつ」として青に金帯(●あおまつ)、KTR707は「くろまつ」として黒に金帯(●くろまつ)、KTR703、KTR706、KTR803は「コミューター車両」としてベージュに金帯(●新塗装)に変更された。2023年にKTR801が「TANGO EXPLORERオマージュトレイン」としてクリーム色に赤と緑帯(●タンゴEXP色)に変更された。
バリエーション一覧
No.
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現状
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特徴 |
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A01 | 消滅 | ●旧塗装 |
A02 | 消滅 | ●更新色Ⅰ |
A11 | 消滅 | ●旧塗装 [冷房更新] |
A12 | 消滅 | ●更新色Ⅰ [冷房更新] |
A13 | 現存 | ●更新色Ⅱ [冷房更新] |
A21 | 現存 | ●あかまつ [冷房更新] |
A22 | 現存 | ●あおまつ [冷房更新] |
A23 | 現存 | ●くろまつ [冷房更新] |
A24 | 現存 | ●新塗装 [冷房更新] |
A25 | 現存 | ●タンゴEXP色 [冷房更新] |
各バリエーション解説
A13 | ●更新色Ⅱ [冷房更新] |
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KTR704、KTR801、KTR802の塗装変更後の姿。2014年以降にこの塗装に変更された。冷房装置も更新されている。現在もこの姿で使用されている。
A21 | ●あかまつ [冷房更新] |
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KTR702の塗装変更後の姿。2013年に観光列車「丹後あかまつ」の専用車両として、水戸岡鋭治氏のデザインに変更された。現在もこの姿で使用されている。
A22 | ●あおまつ [冷房更新] |
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KTR708の塗装変更後の姿。2013年に観光列車「丹後あおまつ」の専用車両として、水戸岡鋭治氏のデザインに変更された。現在もこの姿で使用されている。
A23 | ●くろまつ [冷房更新] |
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KTR707の改造後の姿。2013年に観光列車「丹後くろまつ」の専用車両として、食堂車に改造された。外装は水戸岡鋭治氏のデザインに変更された。現在もこの姿で使用されている。
A24 | ●新塗装 [冷房更新] |
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KTR703、KTR706、KTR803の改造後の姿。2013年以降にこの塗装に変更された。外装は水戸岡鋭治氏のデザインに変更された。現在もこの姿で使用されている。
A25 | ●タンゴEXP色 [冷房更新] |
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KTR801の塗装変更後の姿。2023年にKTR801が「TANGO EXPLORERオマージュトレイン」としてクリーム色に赤と緑帯が施された。現在もこの姿で使用されている。