叡山電鉄800系
《最終更新》 2021年7月26日
概要
800系は叡山電鉄が1990年から1995年にかけて製造した電車である。2両編成5本が投入された。
外観の特徴
製造時期による差異が存在し、1990年に製造された801F(以下、前期形)は窓枠が無塗装であるが、1992年に製造された802F(中期形)は黒塗装である。1993年以降に製造された813F、815F、815F(後期形)は前面行先表示器が助手席側から運転席側に変更された点が特徴である。
塗装は編成ごとに帯色が異なり、801Fは青緑色と青色(●旧青帯)、802Fは桜色と青色(●旧桜帯)、811Fは緑色と青色(●緑帯)、813Fは紫色と青色(●紫帯)、815Fは水色をベースとしたラッピング装飾(●水色)である。後の変化として、2013年に801Fが帯デザインの変更(●新青帯)、2015年に802Fが同じく帯デザイン変更(●新桜帯)された。
改造による変化として、2003年に815F、2017年頃に全編成にスカートが設置された。
バリエーション一覧
No.
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現状
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特徴 |
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A01 | 消滅 | 前期形/●旧青帯 |
A02 | 消滅 | 前期形/●新青帯 |
A03 | 現存 | 前期形/●新青帯 [スカート] |
B01 | 消滅 | 中期形/●旧桜帯 |
B02 | 消滅 | 中期形/●新桜帯 |
B03 | 現存 | 中期形/●新桜帯 [スカート] |
C01 | 消滅 | 後期形/●緑帯 |
C02 | 現存 | 後期形/●緑帯 [スカート] |
C11 | 消滅 | 後期形/●紫帯 |
C12 | 現存 | 後期形/●紫帯 [スカート] |
C21 | 消滅 | 後期形/●水色 |
C22 | 現存 | 後期形/●水色 [スカート] |
各バリエーション解説
A02 | 前期形/●新青帯 |
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801Fの帯デザイン変更後の姿。2013年に帯デザインが変更され、811F以降と同様に2色の帯色の中間に車体色のアイボリーが追加された。後にスカートが設置され、この姿は消滅した。
叡山電鉄 801F
出町柳駅付近 2015年3月
B02 | 中期形/●新桜帯 |
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802Fの帯デザイン変更後の姿。2015年に帯デザインが変更され、811F以降と同様に2色の帯色の中間に車体色のアイボリーが追加された。2019年にスカートが設置され、この姿は消滅した。
叡山電鉄 802F
修学院駅付近 2018年6月