京都市交通局10系
《最終更新》 2024年8月16日
概要
10系は京都市交通局が1980年から烏丸線用に製造した電車である。1997年にかけて6両編成20本が投入された。
外観の特徴
1981年に製造された車両(以下、前期形)は前面非常扉に窓が設けられておらず、側窓はすべて固定窓である。1988年に6両編成化用に製造された中間車両(中期形)は側窓が開閉式に変更された。1988年以降に増備された編成の車両(後期形)は前面非常扉に窓が設けられ、側窓は隅丸みがある開閉式のものに変更された。塗装は全車両が緑帯(以下、●標準色)である。2017年から後期形を対象に行先表示器がLED式(LED)に変更されている。
バリエーション一覧
No.
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現状
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特徴 |
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A01 | 現存 | 前期形/●標準色 |
B01 | 現存 | 中期形/●標準色 |
C01 | 消滅 | 後期形/●標準色 |
C02 | 現存 | 後期形/●標準色 [LED] |
各バリエーション解説
C01 | 後期形/●標準色 |
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1988年以降に製造された第10編成~第20編成の落成時の姿。2020年までに行先表示器がLED化され、この姿は消滅した。
京都市交通局 第13編成
竹田駅 2012年12月
C02 | 後期形/●標準色 [LED] |
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第10編成~第20編成の行先表示器LED化後の姿。2017年から2020年にかけて、行先表示器LED式に更新された。現在もこの姿で使用されている。
京都市交通局 第10編成
竹田駅 2020年2月