京福電気鉄道モボ501形

京福電気鉄道モボ501形

《最終更新》 2024年4月16日

概要

モボ501形は京福電気鉄道が1984年から製造した電車である。1985年にかけて4両(モボ501~504)が投入された。ワンマン運転を見据えた前中配置の側扉が不評であり、モボ503・504は2001年までに廃車された。以降はモボ501・502の2両がラッシュ時・多客期の増結車に使用された。2016年のリニューアル改造で側扉が前後配置に変更され、現在では日中運行にも使用される。


外観の特徴

落成時の塗装は濃淡の緑(以下、標準色Ⅰ)である。後にモボ502~504はアイボリーとダークグリーンの2色塗り(標準色Ⅱ)に変更された。2016年にモボ501が紫に金帯(京紫色Ⅰ)、モボ502が紫色(京紫色Ⅱ)に変更された。2016年12月にはモボ502にも金帯が追加された。

改造による変化として、2016年にリニューアル改造(リニューアル)が施され、客扉の移設と行先表示器のLED化が施された。2023年にモボ502の嵐山方の前面窓が3枚窓に改造された。


バリエーション一覧

No.
現状
特徴

各バリエーション解説

A01 標準色Ⅰ

落成時の姿。他形式と異なる濃淡の緑色であった。後にモボ502~504が塗装変更され、モボ501がこの姿であった。2016年にモボ501がリニューアルされ、この姿は消滅した。

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A02 標準色Ⅱ

塗装変更後の姿。モボ502~504にこの塗装が採用された。2016年にモボ502がリニューアルされ、この姿は消滅した。

京福電鉄 モボ502
京福電鉄 モボ502
撮影場所 西院駅   撮影日 2015年3月
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A11 京紫色Ⅰ [リニューアル]

モボ501のリニューアル後の姿。2016年にリニューアルが施され、側扉移設および行先表示器LED化、塗装変更された。2016年12月にモボ502に金帯が追加され、この姿になった。現在もこの姿で使用されている。

京福電鉄 モボ501
京福電鉄 モボ501
撮影場所 西大路三条駅付近   撮影日 2021年7月
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A12 京紫色Ⅰ [リニューアル][3枚窓]

モボ502の前面窓改造後の姿。2023年にモボ502の嵐山方の前面窓が3枚窓に改造された。現在もこの姿で使用されている。

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A21 京紫色Ⅱ [リニューアル]

モボ502のリニューアル後の姿。2016年にリニューアルが施され、側扉移設および行先表示器LED化、塗装変更された。改造当初は金帯が施されていない点が特徴であった。2016年12月に金帯が追加され、この姿は消滅した。

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