天竜浜名湖鉄道TH2000/2100/9200形
概要
TH2000形は天竜浜名湖鉄道が2001年に製造した気動車である。3両(TH2001~TH2003)が投入された。TH2100形はブレーキ装置を改良した増備車で、2002年から2005年にかけて11両(TH2104~TH2114)が投入された。2004年にはTH2000形がブレーキ装置の改造によりTH2100形(TH2101~TH2103)に改番された。TH9200形は2002年に1両(TH9201)が投入されたイベント対応車であり、座席配置が異なる。
外観の特徴
落成時の塗装は白をベースに橙、緑、青帯(以下、●標準色)、TH9201は白をベースに橙、緑、青のデザイン(●特別色)である。2020年にTH2102が「キハ20色塗装列車」として朱色とクリーム色のツートン(●国鉄標準色)、2021年にTH9201が「Newスローライフトレイン」として青色(●青色)に変更された。2023年にTH2103が灰色(●灰色)で使用された。
バリエーション一覧
No.
|
現状
|
特徴 |
---|---|---|
A01 | 現存 | ●標準色 |
A02 | 消滅 | ●特別色 |
A03 | 現存 | ●国鉄標準色 |
A04 | 現存 | ●青色 |
A05 | 消滅 | ●灰色 |
各バリエーション解説
A03 | ●国鉄標準色 |
---|
国鉄標準色が施されたTH2102の姿。2020年に国鉄二俣線の全線開通80周年を記念して、かつて運行されていたキハ20形に準じた塗装に変更された。現在もこの姿で使用されている。
A04 | ●青色 |
---|
TH9201の塗装変更後の姿。2021年にTH9201が「Newスローライフトレイン」として青色に変更された。現在もこの姿で使用されている。
A05 | ●灰色 |
---|
TH2103の塗装変更後の姿。2023年6月に車体ラッピングが解除され、暫定的に灰色塗装で使用された。2023年8月に車体ラッピングが施され、この姿は消滅した。