伊豆箱根鉄道3000系
《最終更新》 2022年3月21日
概要
3000系は伊豆箱根鉄道が1979年から製造した駿豆線用の電車である。1997年にかけて3両編成6本が投入された。
外観の特徴
1979年から1982年に製造された3501F~3504F(以下、前期形)は鋼製車体である。1987年に製造された3505F(中期形)はステンレス製車体に変更された。1997年に製造された3506F(後期形)は、灯具台座の変更、前面スカートの設置および行先表示器はLED式が採用された。
塗装は前期形が白地に青、後期形がステンレス地に青帯(●標準色)である。2018年に3501Fが前身である駿豆鉄道軌道線の標準色であった、緑色とクリーム色のツートン(●軌道色)に変更された。
バリエーション一覧
No.
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現状
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特徴 |
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A01 | 現存 | 前期形/●標準色 |
A02 | 現存 | 前期形/●軌道色 |
B01 | 現存 | 後期形/●標準色 |
B02 | 消滅 | 後期形/●標準色 [LED][スカート] |
各バリエーション解説
A01 | 前期形/●標準色 |
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3501F~3504Fの落成時の姿。車体は鋼製である。2018年に塗装変更された3501Fを除き、現在もこの姿で使用されている。
伊豆箱根鉄道 3503F
大場駅付近 2022年3月
A02 | 前期形/●軌道色 |
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3501Fの塗装変更後の姿。同編成は2018年に前身である駿豆鉄道軌道線の標準色であった緑色とクリーム色のツートンに変更された。現在もこの姿で使用されている。
伊豆箱根鉄道 3501F
三島田町駅 2020年8月
B02 | 後期形/●標準色 [LED][スカート] |
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3506Fの姿。車体はステンレス製である。LED式行先表示器とスカートが特徴である。現在は車体ラッピングが施され、この姿は見られない。
伊豆箱根鉄道 3506F
三島駅 2007年9月