加越能鉄道デ7070形

加越能鉄道デ7070形

《最終更新》 2020年11月30日

概要

デ7070形は加越能鉄道が1967年に製造した電車である。6両が投入された。


外観の特徴

車体構造はデ7060形に準じているが、側面の車掌窓が廃止された。落成時の塗装は緑とクリーム色のツートン(加越能旧色)であり、1970年頃にクリーム色とオレンジ色のツートン(加越能新色)に変更された。2002年に万葉線が承継し、黄色に青と白色(万葉色)に変更された。

改造による変化として、1971年からワンマン化改造が施され、ミラー設置に伴って運転台左側の前面窓上部が固定化された(前面窓改造)。2004年から2022年にかけて冷房化改造が施され、屋根上に冷房装置(冷房)が搭載された。


バリエーション一覧

No.
現状
特徴

各バリエーション解説

A01 加越能旧色

落成時の姿。1971年頃までに塗装変更またはワンマン化改造され、この姿は消滅した。

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A02 加越能旧色 [前面窓改造]

ワンマン化改造後の姿。1971年からワンマン化改造が施され、ミラー設置に伴って運転台左側の前面窓上部が固定化された。後に塗装変更され、この姿は消滅した。

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A11 加越能新色

1970年頃の塗装変更後の姿。1970年頃にクリーム色とオレンジ色のツートンに変更された。後にワンマン化改造が施され、この姿は消滅した。

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A12 加越能新色 [前面窓改造]

ワンマン化改造および1970年頃の塗装変更後の姿。1970年頃にクリーム色とオレンジ色のツートンに変更された。1971年からワンマン化改造が施され、ミラー設置に伴って運転台左側の前面窓上部が固定化された。2002年頃までに塗装変更され、この姿は消滅した。

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A13 加越能新色 [前面窓改造][冷房]

加越能鉄道時代の塗装に復元された7023号の姿。2016年に7023号が加越能鉄道時代の塗装に復元された。冷房化改造後にこの塗装が施された点が特徴である。2020年に塗装変更され、この姿は消滅した。

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A21 万葉色 [前面窓改造]

2002年頃の塗装変更後の姿。2002年以降は黄色に青と白色が採用された。2015年頃に広告塗装が施され、この姿は消滅した。

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A22 万葉色 [前面窓改造][冷房]

冷房化改造後の姿。2004年から2022年にかけて冷房化改造が施され、屋根上に冷房装置が搭載された。現在はこの姿で使用されている。

万葉線 7071号
万葉線 7071号
撮影場所 末広町停留場付近   撮影日 2020年8月
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