北越急行HK100形

北越急行HK100形

《最終更新》 2024年8月30日

概要

HK100形は北越急行が1997年から製造した電車である。両運転台構造の0番台が1998年にかけて10両(HK100-1~10)、片運転台構造の100番台が2003年に2両(HK100-101・102)投入された。


外観の特徴

両運転台構造の0番台(以下、前期形)と片運転台構造の100番台(後期形)が存在する。前期形は貫通扉上部の2灯の前照灯が特徴であり、後期形は貫通扉上部と前面窓下部の4灯の前照灯が特徴である。

落成時の塗装はHK100-1~10が白をベースに青と赤の帯(以下、●旧塗装)、HK100-101・102は赤とグレーの帯(ゆめぞら色)である。2002年にHK100-9がプラネタリウムを搭載した「ほしぞら」に改造され、赤と青のドット模様(ほしぞら色)に変更された。2008年にHK100-8・9が「ゆめぞらⅡ」に改造され、塗装がゆめぞら色に変更された。2009年から2014年にかけてリニューアルが施され、HK100-1~7は青・赤・グレーの帯(新塗装)に変更された。


バリエーション一覧

No.
現状
特徴

各バリエーション解説

A01 前期形/●旧塗装

HK100-1~10の落成時の姿。白をベースに青と赤帯の塗装であった。2014年までにリニューアルされ、この姿は消滅した。

北越急行 HK100-1
北越急行 HK100-1
撮影場所 直江津駅   撮影日 2007年7月
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A02 前期形/新塗装

HK100-1~7・10の塗装変更後の姿。2009年から2014年にかけてリニューアルが施された。現在もこの姿で使用されている。

北越急行 HK100-5
北越急行 HK100-5
撮影場所 直江津駅   撮影日 2020年1月
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A03 前期形/ほしぞら色

「ほしぞら」に改造されたHK100-9の姿。2002年にプラネタリウムを搭載した「ほしぞら」に改造され、車体塗装が青と赤のドット模様に変更された。2008年に「ゆめぞらⅡ」に改造され、この姿は消滅した。2024年にHK100-8・9が「元祖イベント仕様車両デザイン」として復刻され、この姿で使用されている。

北越急行 HK100-9
北越急行 HK100-9
撮影場所 直江津駅   撮影日 2007年7月
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A04 前期形/ゆめぞら色

2008年に「ゆめぞらⅡ」に改造されたHK100-8・9の姿。塗装は赤とグレーの帯である。2024年に塗装変更され、この姿は消滅した。

北越急行 HK100-9
北越急行 HK100-9
撮影場所 直江津駅   撮影日 2016年5月
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A11 後期形/ゆめぞら色

2003年に「ゆめぞら」として増備されたHK100-101・102の姿。塗装は赤とグレーの帯である。2018年に車体ラッピングが施され、この姿は消滅した。

北越急行 HK100-101
北越急行 HK100-101
撮影場所 直江津駅   撮影日 2016年5月
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