東京臨海高速鉄道70-000形

東京臨海高速鉄道70-000形

《最終更新》 2018.02.24

1.概要

70-000形は東京臨海高速鉄道が1995年から製造した電車である。2004年にかけて86両が投入された。当初は4両編成であったが、後に6両編成に変更され、現在は10両編成8本が存在する。編成の組み換えにより6両の余剰車が生じたが、JR東日本に売却されて209系3100番台として使用されている。


2.外観の特徴

製造時期による差異が存在する。1995年から2001年に製造された車両(以下、前期形)は側扉の窓ガラスが金属支持方式であり、2002年以降に製造された車両(後期形)は接着式である。

当初は幕式行先表示器であったが、2001年以降に製造された車両はLED式(LED)で落成された。幕式の車両も2004年までにLED式に変更されている。また、2006年頃より一部の側窓が固定式から開閉式に改造(側窓開閉化)された。


3.バリエーション一覧

No.
現状
特徴

4.各バリエーション解説

A01 前期形

1995年から1999年に製造された車両の落成時の姿。当初は幕式行先表示器であった。2004年までにLED式に変更され、この姿は消滅した。

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A02 前期形 [LED]

LED式行先表示器を装備する前期形の姿。2001年に製造された車両はLED式行先表示器で製造された。当初は幕式行先表示器であった車両も2004年までにLED式に変更され、この姿になった。2006年より側窓の開閉化改造が施され、この姿は消滅した。

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A03 前期形 [LED][側窓開閉化]

側窓開閉化改造後の前期形の姿。2006年より一部の側窓が開閉式に改造された。現在はZ1~Z3・Z6編成がこの姿で使用されている。

東臨運輸区 Z2編成
東臨運輸区 Z2編成
撮影場所 高田馬場駅   撮影日 2013.02.18
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B01 後期形 [LED]

2002年以降に製造された車両の落成時の姿。2002年以降に製造された車両は、側扉の窓ガラスの支持方式が変更された。2006年より側窓の開閉化改造が施され、この姿は消滅した。

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B02 後期形 [LED][側窓開閉化]

側窓開閉化改造後の後期形の姿。2006年より一部の側窓が開閉式に改造された。現在はZ7~Z10編成がこの姿で使用されている。

東臨運輸区 Z10編成
東臨運輸区 Z10編成
撮影場所 浮間舟渡駅   撮影日 2017.06.29
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