小湊鐵道キハ200形
《最終更新》 2021.07.09
1.概要
キハ200形は小湊鐵道が1961年から製造した気動車である。1977年にかけて14両が投入された。
2.外観の特徴
製造時期による差異が存在する。1961年から1964年に製造されたキハ201~キハ206(以下、前期形)は側扉のプレス成型の溝が特徴であり、1970年に製造されたキハ207~210(中期形)は側扉が平滑化されている。また、1975年と1977年に製造されたキハ211~キハ214(後期形)は側窓がユニット窓であり、外ハメ式の尾灯が特徴である。改造による変化として、キハ204のみ屋根上の通風器が交換(通風器改造)された。塗装はクリーム色と朱色のツートン(●標準色)である。
3.バリエーション一覧
No.
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現状
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特徴 |
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A01 | 現存 | 前期形/●標準色 |
A02 | 現存 | 前期形/●標準色 [通風器改造] |
B01 | 現存 | 中期形/●標準色 |
C01 | 現存 | 後期形/●標準色 |
4.各バリエーション解説
A01 | 前期形/●標準色 |
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1961年から1964年に製造されたキハ201~キハ206の姿。プレス成型の溝がある側扉が特徴である。現在もこの姿で使用されている。
小湊鐵道 キハ202
五井駅 2017.10.09
B01 | 中期形/●標準色 |
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1970年に製造されたキハ207~210の姿。前期形と比べると平滑化された側扉が特徴である。現在もこの姿で使用されている。
小湊鐵道 キハ210
里見駅 2017.10.09
C01 | 後期形/●標準色 |
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1975年と1977年に製造されたキハ211~キハ214の姿。ユニット窓と外ハメ式の尾灯が特徴である。現在もこの姿で使用されている。
小湊鐵道 キハ211
五井駅 2021.07.05