埼玉新都市交通1050系
概要
1050系は埼玉新都市交通が1990年から製造したAGT(新交通システム)車両である。1999年にかけて6両編成4本が投入された。
外観の特徴
落成時の塗装は、1150Fと1151Fは白をベースに赤帯の塗装(以下、●旧塗装)、1152Fは黄色にイラストのラッピング(●黄色)、1153Fは黄色に緑帯の塗装(●新塗装)であった。2003年頃に1150Fと1151Fが新塗装に変更された。
2007年に1150Fが青をベースに白帯の塗装(●青色)に変更され、2008年には1151Fが赤に白帯の塗装(●赤色)に変更された。2013年には1152Fが白に緑帯の塗装(●緑色)、1153Fが開業時の1000系準じた白に赤帯の塗装(●旧標準色)に変更された。2019年には1152Fが白をベースに水色(●水色)、1153Fが白をベースに黄緑色(●黄緑色)に変更された。
改造による変化として、2013年に1153Fの前面の行先表示器が撤去された(前面表示器撤去)。2019年に1152Fも同様に前面表示器が撤去された。
バリエーション一覧
No.
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現状
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特徴 |
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A01 | 消滅 | ●旧塗装 |
A02 | 消滅 | ●黄色 |
A03 | 消滅 | ●新塗装 |
A11 | 消滅 | ●青色 |
A12 | 消滅 | ●赤色 |
A13 | 消滅 | ●緑色 |
A14 | 消滅 | ●旧標準色 [前面表示器撤去] |
A21 | 現存 | ●水色 [前面表示器撤去] |
A22 | 現存 | ●黄緑色 [前面表示器撤去] |
各バリエーション解説
A03 | ●新塗装 |
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1153Fの落成時の姿。黄色に黄緑帯と側面の窓回りがライトグリーンである。2003年頃に1150Fと1151Fも塗装変更によって、この姿になった。2013年に1153Fの塗装が変更され、この姿は消滅した。
A14 | ●旧標準色 [前面表示器撤去] |
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1153Fの塗装変更後の姿。2013年に開業時の1000系に準じた白に赤帯の塗装に変更された。前面窓下の行先表示器が閉塞された。2019年に塗装が変更され、この姿は消滅した。
A21 | ●水色 [前面表示器撤去] |
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1152Fの2019年以降の姿。2019年に白をベースに水色の塗装に変更された。現在もこの姿で使用されている。
A22 | ●黄緑色 [前面表示器撤去] |
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1153Fの2019年以降の姿。2019年に白をベースに黄緑色の塗装に変更された。現在もこの姿で使用されている。