秩父鉄道デキ500形

秩父鉄道デキ500形

《最終更新》 2023年11月15日

概要

デキ500形は秩父鉄道が1973年から製造した電気機関車である。1980年にかけて7両が投入された。


外観の特徴

1973年に製造されたデキ501、502(以下、前期形)は小型の前面窓が特徴であり、1979年に製造されたデキ503、504(中期形)は前面窓が拡大された。1980年に製造されたデキ505(後期形A)は前照灯のライトケースが変更され、デキ506、507(後期形B)は尾灯の取付位置が車体に変更された。車体塗装は青色に白帯(標準色)である。

特別塗装として、2010年にデキ505が茶色に白帯(茶色)、2016年にデキ502が黄色に茶帯(旧秩鉄色)、2018年にデキ504がピンク色に白帯(ピンク色)に変更された。2019年にはデキ502が黄色(黄色)、デキ505が緑色に白帯(緑色)、2020年にはデキ506が赤色(赤色)に変更された。


バリエーション一覧

No.
現状
特徴

各バリエーション解説

A01 前期形/標準色

1973年に製造されたデキ501、502の落成時の姿。小型の前面窓が特徴である。現在もこの姿で使用されている。

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A02 前期形/旧秩鉄色

デキ502の2016年の塗装変更後の姿。黄色と茶帯に変更された。2019年に塗装が変更され、この姿は消滅した。

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A03 前期形/黄色

デキ502の2019年の塗装変更後の姿。オリンピック聖火リレー用の特別塗装として黄色に変更された。2023年に塗装が変更され、この姿は消滅した。

秩父鉄道 デキ502
秩父鉄道 デキ502
撮影場所 武川駅付近   撮影日 2022年7月
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B01 中期形/標準色

1979年に製造されたデキ503、504落成時の姿。前期形と比べて前面窓が拡大された。現在もこの姿で使用されている。

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B02 中期形/ピンク色

デキ504の2018年の塗装変更後の姿。ピンク色と白帯に変更された。2021年に塗装が変更され、この姿は消滅した。

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C01 後期形A/標準色

1980年に製造されたデキ505の落成時の姿。前照灯のライトケースが角形に変更された。現在もこの姿で使用されている。

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C01 後期形A/標準色

1980年に製造されたデキ505の落成時の姿。前照灯のライトケースが角形に変更された。現在もこの姿で使用されている。

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C01 後期形A/標準色

1980年に製造されたデキ505の落成時の姿。前照灯のライトケースが角形に変更された。現在もこの姿で使用されている。

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C02 後期形A/茶色

デキ505の2010年の塗装変更後の姿。茶色と白帯に変更された。2019年に塗装が変更され、この姿は消滅した。

秩父鉄道 デキ302
秩父鉄道 デキ505
撮影場所 武川駅付近   撮影日 2011年2月
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C03 後期形A/緑色

デキ505の2019年の塗装変更後の姿。オリンピック聖火リレー用の特別塗装として緑色に変更された。2023年に塗装が変更され、この姿は消滅した。

秩父鉄道 デキ505
秩父鉄道 デキ505
撮影場所 武川駅   撮影日 2022年7月
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D01 後期形B/標準色

1980年に製造されたデキ506、507の落成時の姿。尾灯の取付位置が車体に変更された。現在もこの姿で使用されている。

秩父鉄道 デキ507
秩父鉄道 デキ507
撮影場所 小前田駅   撮影日 2022年7月
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D02 後期形B/赤色

デキ506の2020年の塗装変更後の姿。オリンピック聖火リレー用の特別塗装として赤色に変更された。2021年に運用離脱し、広瀬川原車両基地に留置されている。

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