上毛電気鉄道デハ100形

上毛電気鉄道デハ100形

《最終更新》 2023年12月18日

概要

デハ100形は上毛電気鉄道が1928年に製造した電車である。4両が投入された。1980年に2両が廃車され、残る2両は1997年まで定期列車に使用された。現在はデハ101が貸切列車に使用される。


外観の特徴

落成時は3扉車体で塗装は茶色(以下、茶色)であった。改造による変化として、1952年に更新工事が施され、2扉車体(2扉)に変更された。1957年には中央前橋方の前面に貫通扉が設置され、1960年代に車体色が黄色(黄色)に変更、1970年に窓枠が金属サッシに改造(窓枠更新)された。デハ101は1991年にクリーム色と緑色(新塗装)に塗装変更、前面窓に行先表示器が設置された。1995年に落成時の塗装に変更され、2008年に前面行先表示器が撤去された。


バリエーション一覧

No.
現状
特徴
A01 茶色

落成時の姿。3扉車体であった。1952年に更新工事が施され、この姿は消滅した。

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A02 茶色 [2扉]

更新工事後の姿。1952年に更新工事が施され、2扉車体に改造された。1960年代に塗装変更され、この姿は消滅した。

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A03 茶色 [2扉][窓枠更新][行先表示器]

デハ101の1995年の塗装変更後の姿。落成時の塗装が採用された。2008年に前面行先表示器が撤去され、この姿は消滅した。

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A04 茶色 [2扉][窓枠更新]

デハ101の前面行先表示器撤去後の姿。2008年に前面行先表示器が撤去された。現在もこの姿で使用されている。

上毛電気鉄道 デハ101
上毛電気鉄道 デハ101
撮影場所 大胡車庫   撮影日 2020年1月
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A05 茶色 [2扉][貫通扉]

貫通扉設置後の姿。1957年に中央前橋方の前面に貫通扉が設置された。1960年代に塗装変更され、この姿は消滅した。

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A06 茶色 [2扉][貫通扉][窓枠更新][行先表示器]

デハ101の1995年の塗装変更後の姿。落成時の塗装が採用された。中央前橋方の前面には貫通扉が設置されている。2008年に前面行先表示器が撤去され、この姿は消滅した。

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A07 茶色 [2扉][貫通扉][窓枠更新]

デハ101の前面行先表示器撤去後の姿。2008年に前面行先表示器が撤去された。中央前橋方の前面には貫通扉が設置されている。現在もこの姿で使用されている。

上毛電気鉄道 デハ101
上毛電気鉄道 デハ101
撮影場所 大胡駅付近   撮影日 2020年1月
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A11 黄色 [2扉]

1960年代の塗装変更後の姿。車体色が黄色に変更された。1970年代に窓枠が金属サッシに改造され、この姿は消滅した。

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A12 黄色 [2扉][窓枠更新]

窓枠改造後の姿。1970年代に窓枠が金属サッシに改造された。現在はデハ104が大胡車庫に保管されている。

上毛電気鉄道 デハ104
上毛電気鉄道 デハ104
撮影場所 大胡車庫   撮影日 2020年1月
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A13 黄色 [2扉][貫通扉]

1960年代の塗装変更後の姿。車体色が黄色に変更された。中央前橋方の前面には貫通扉が設置されている。1970年代に窓枠が金属サッシに改造され、この姿は消滅した。

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A14 黄色 [2扉][貫通扉][窓枠更新]

窓枠改造後の姿。1970年代に窓枠が金属サッシに改造された。中央前橋方の前面には貫通扉が設置されている。現在はデハ104が方向転換のうえで大胡車庫に保管されている。

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A21 新塗装 [2扉][窓枠更新][行先表示器]

デハ101の1991年の塗装変更後の姿。クリーム色と緑色が採用され、同時に前面行先表示器が設置された。1995年に塗装変更され、この姿は消滅した。

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A22 新塗装 [2扉][貫通扉][窓枠更新][行先表示器]

デハ101の1991年の塗装変更後の姿。クリーム色と緑色が採用され、同時に前面行先表示器が設置された。中央前橋方の前面には貫通扉が設置されている。1995年に塗装変更され、この姿は消滅した。

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