関東鉄道キハ5000/5010/5020形

関東鉄道キハ5000/5010/5020形

《最終更新》 2021.07.08

1.概要

キハ5000形は関東鉄道が2009年から製造した常総線用の気動車である。2013年にかけて4両が投入された。2017年には走行機器を改良したキハ5010形の2両、2019年には前面デザインを変更したキハ5020形の2両が投入された。


2.外観の特徴

キハ5000形(以下、前期形)は側扉窓のガラスの支持方式が圧着式であるのに対し、キハ5010形(中期形)は金具押さえ式である。キハ5020形(後期形)は前面デザインが異なり、前面灯具が窓上に設置されている。また、スカートにも差異が存在し、2009年に製造されたキハ5001とキハ5002は従来型のスカートであるが、2013年以降に製造された車両は大型スカートである。塗装はキハ5000形が白の下地に青と朱色の帯の塗装(標準色)であり、キハ5010形とキハ5020形は上半分が白、下半分が青、中央に黄帯(黄帯色)である。


3.バリエーション一覧

No.
現状
特徴

4.各バリエーション解説

A01 前期形/標準色

2009年に製造されたキハ5001とキハ5002の姿。スカートは従来型である。現在もこの姿で使用されている。

関東鉄道 キハ5001号車
関東鉄道 キハ5001号車
撮影場所 水海道駅   撮影日 2021.07.05
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A02 前期形/標準色 [大型スカート]

2013年に製造されたキハ5003とキハ5004の姿。大型スカートが特徴である。現在もこの姿で使用されている。

関東鉄道 キハ5003号車
関東鉄道 キハ5003号車
撮影場所 水海道駅   撮影日 2021.06.05
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B01 中期形/黄帯色 [大型スカート]

2017年に製造されたキハ5011とキハ5012の姿。金具押さえ式の側扉窓が特徴である。現在もこの姿で使用されている。

関東鉄道 キハ5011号車
関東鉄道 キハ5011号車
撮影場所 水海道駅   撮影日 2021.06.05
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C01 後期形/黄帯色 [大型スカート]

2020年に製造されたキハ5021とキハ5022の姿。窓上に設置された前面灯具が特徴である。現在もこの姿で使用されている。

関東鉄道 キハ5022号車
関東鉄道 キハ5022号車
撮影場所 水海道駅   撮影日 2021.06.05
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