福島臨海鉄道DD55形

小名浜臨港鉄道DD55形/福島臨海鉄道DD56形

《最終更新》 2023年10月29日

概要

DD55形は小名浜臨港鉄道が1966年から製造した液体式ディーゼル機関車である。1973年にかけて3両が投入された。

DD56形は福島臨海鉄道が1978年に製造した液体式ディーゼル機関車である。1両が投入された。2023年に1両が増備された。


外観の特徴

1966年に製造されたDD551(以下、前期形A)は内ハメ式の尾灯と中央両開きの側窓が特徴である。1970年に製造されたDD552(前期形B)は内ハメ式の尾灯と3枚構成の側窓が特徴である。1973年以降に製造されたDD553とDD5601(前期形C)は外ハメ式の尾灯が特徴である。2023年に製造されたDD562(後期形)は角張ったデザインの車体で、前面手すり設置されたライトケースが特徴である。

落成時の塗装は赤色とクリーム色(旧塗装Ⅰ)であり、DD552以降は前面帯のデザインが省略された(旧塗装Ⅱ)。2000年頃にDD551が青色に白帯(新塗装Ⅰ)、DD552が青と緑に白帯(新塗装Ⅱ)に変更され、2005年頃以降は赤と白帯(新塗装Ⅲ)に統一された。


バリエーション一覧

No.
現状
特徴

各バリエーション解説

A01 前期形A/旧塗装Ⅰ

1966年に製造されたDD551の落成時の姿。内ハメ式の尾灯と中央両開きの側窓が特徴である。1980年代に前面帯のデザインが変更され、この姿は消滅した。

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A02 前期形A/旧塗装Ⅱ

DD551の1980年代の塗装変更後の姿。前面帯のデザインが省略された。2000年頃に塗装が変更され、この姿は消滅した。

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A03 前期形A/新塗装Ⅰ

DD551の2000年頃の塗装変更後の姿。青色に白帯が採用された。2006年に廃車され、この姿は消滅した。

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B01 前期形B/旧塗装Ⅱ

1970年に製造されたDD552の落成時の姿。内ハメ式の尾灯と3枚構成の側窓が特徴である。

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B02 前期形B/新塗装Ⅱ

DD552の2000年頃の塗装変更後の姿。青と緑に白帯が採用された。2008年頃に塗装が変更され、この姿は消滅した。

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B03 前期形B/新塗装Ⅲ

DD552の2008年頃の塗装変更後の姿。赤と白帯が採用された。2023年に廃車され、この姿は消滅した。

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C01 前期形C/旧塗装Ⅱ

1973年以降に製造されたDD553とDD5601の落成時の姿。外ハメ式の尾灯が特徴である。2005年頃に塗装が変更され、この姿は消滅した。

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C02 前期形C/新塗装Ⅲ

DD553とDD5601の2005年頃の塗装変更後の姿。赤と白帯が採用された。現在もこの姿で使用されている。

福島臨海鉄道 DD5531
福島臨海鉄道 DD5531
撮影場所 泉駅   撮影日 2021年6月
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D01 後期形/新塗装Ⅲ

2023年に製造されたDD562の姿。角張ったデザインの車体で、前面手すり設置されたライトケースが特徴である。現在もこの姿で使用されている。

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