岩手開発鉄道DD53/DD56形
《最終更新》 2023年10月29日
概要
DD53形は岩手開発鉄道が1968年から製造した液体式ディーゼル機関車である。1973年にかけて3両(DD5351~53)が投入された。1979年に機関換装され、DD56形(DD5651~53)に編入された。
DD56形は岩手開発鉄道が1977年から製造した液体式ディーゼル機関車である。1977年に1両(DD5601)、2023年に1両(DD5302)が投入された。
外観の特徴
1968年から1973年に製造されたDD5351~53(以下、前期形)は側面に乗務員扉があり、前照灯が1灯である。1977年に製造されたDD5601(中期形)は前面に乗務員扉があり、前照灯が2灯である。2023年に製造されたDD5602(後期形)は角張った車体であり、前照灯が前面手すりに設置された。
塗装は車体が青色で前面エプロンが警戒色(●標準色)である。改造による変化として、1979年に前期形の前照灯が2灯に改造された(前照灯改造)。
バリエーション一覧
No.
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現状
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特徴 |
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A01 | 消滅 | 前期形/●標準色 |
A02 | 現存 | 前期形/●標準色 [前照灯改造] |
B01 | 現存 | 中期形/●標準色 |
C01 | 現存 | 後期形/●標準色 |
各バリエーション解説
A02 | 前期形/●標準色 [前照灯改造] |
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DD5351~53の前照灯改造後の姿。1979年に前照灯が2灯に改造された。現在もこの姿で使用されている。
岩手開発鉄道 DD5651
長安寺駅付近 2021年9月