秋田内陸縦貫鉄道AN8900形
《最終更新》 2021.09.16
1.概要
AN8900形は秋田内陸縦貫鉄道が1989年に製造した気動車である。急行「もりよし」向けに5両が投入された。2012年に急行「もりよし」から撤退し、2021年までに4両が廃車された。
AN8901~AN8904(以下、流線形)は片運転台の流線形先頭車であり、AN8905(貫通形)が両運転台の貫通形先頭車である。当初は白をベースに薄黄色、薄紫色、茶色帯(●標準色)であったが、後年にAN8901とAN8904が緑をベースに裾部が青の塗装(●緑色)、AN8902とAN8903が赤をベースに裾部が青の塗装(●赤色)、AN8905が水色をベースに裾部が青の塗装(●青色)に変更された。なお、AN8901とAN8903、AN8904は再び標準色に戻された。2020年にAN8905が観光列車「笑EMI」として赤茶色の濃淡のツートンに金帯(●笑号)に変更された。
3.バリエーション一覧
No.
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現状
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特徴 |
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A01 | 現存 | 流線形/●標準色 |
A02 | 消滅 | 流線形/●緑色 |
A03 | 消滅 | 流線形/●赤色 |
B01 | 消滅 | 貫通形/●標準色 |
B02 | 消滅 | 貫通形/●青色 |
B03 | 現存 | 貫通形/●笑号 |
4.各バリエーション解説
B02 | 貫通形/●青色 |
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AN8905の塗装変更後の姿。青色に変更されていた。2020年に観光列車「笑EMI」に改造され、この姿は消滅した。
秋田内陸縦貫鉄道 AN8905
阿仁合駅 2015.08.28