函館市交通局710形
《最終更新》 2022.07.16
概要
710形は函館市交通局が1959年から製造した電車である。1961年にかけて14両が投入された。
外観の特徴
1959年に製造された711号~714号(以下、前期形)は車掌窓の上部に行先表示窓がなく、1960年以降に製造された715号~724号(後期形)は側面に行先表示窓が設置された。落成時の塗装はクリーム色と緑色のツートン(●旧塗装)である。
1985年には711号に車体更新が施され、角形のデザインの車体に変更された。塗装は白をベースに緑帯(●新塗装)が採用された。のちに711号以外の一部車両にも新塗装が採用された。
バリエーション一覧
No.
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現状
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特徴 |
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A01 | 消滅 | 前期形/●旧塗装 |
A02 | 消滅 | 前期形/●新塗装 [車体更新] |
B01 | 現存 | 後期形/●旧塗装 |
B02 | 消滅 | 後期形/●新塗装 |
各バリエーション解説
B01 | 後期形/●旧塗装 |
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715号~724号の落成時の姿。車掌窓の上部に行先表示窓が設置されている点が特徴である。現在では、車体広告が解除された車両がこの姿で使用される。
函館市企業局交通部 723号
十字街停留場付近 2014年8月