札幌市交通局250形
概要
250形は札幌市交通局が1961年に製造した電車である。5両が投入された。
外観の特徴
車体デザインは210~240形と同様であるが、車体長が長く、車体断面形状が異なる。落成時の塗装はクリーム色と緑色のツートン(以下、●初期色)である。1970年にワンマン化改造が施され、赤帯の追加(●赤帯)および尾灯が増設された(尾灯A)。1978年から1980年にかけて帯色が白帯(●白帯)に変更された。
1991年から1993年にかけて更新工事が施され、前照灯の移設および前面行先表示器と一体化した通風口が設置された(前面改造)。窓下の尾灯は2灯に増設され、前照灯と同じ高さに設置された(尾灯B)。塗装はクリーム色をベースに濃淡の緑帯(●旧塗装)が採用され、1994年以降は緑色に裾部が白色(●新塗装)になった。
2014年から2015年にかけて行先表示器がLED式(LED)に改造され、2016年に253号の前面窓上の尾灯が撤去された(尾灯撤去)。
バリエーション一覧
No.
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現状
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特徴 |
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A01 | 消滅 | ●初期色 |
A02 | 消滅 | ●赤帯 [尾灯A] |
A03 | 消滅 | ●白帯 [尾灯A] |
A04 | 消滅 | ●旧塗装 [尾灯B][前面改造] |
A11 | 消滅 | ●新塗装 [尾灯B][前面改造] |
A12 | 現存 | ●新塗装 [尾灯B][前面改造][LED] |
A13 | 現存 | ●新塗装 [尾灯B][前面改造][LED][尾灯撤去] |
各バリエーション解説
A04 | ●旧塗装 [尾灯B][前面改造] |
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更新工事後の姿。1991年から1993年にかけて更新工事が施され、灯具の移設および前面行先表示器と一体化した通風口が設置された。塗装はクリーム色をベースに濃淡の緑帯である。1994年以降に塗装が変更され、この姿は消滅した。
A11 | ●新塗装 [尾灯B][前面改造] |
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1994年頃の塗装変更後の姿。緑色に裾部が白色である。2015年までに行先表示器がLED式に改造され、この姿は消滅した。
A12 | ●新塗装 [尾灯B][前面改造][LED] |
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行先表示器LED化後の姿。2014年から2015年にかけて、行先表示器がLED式に改造された。現在も一部車両がこの姿で使用されている。
A13 | ●新塗装 [尾灯B][前面改造][LED][尾灯撤去] |
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尾灯撤去後の姿。2016年に253号の前面窓上の尾灯が撤去された。現在もこの姿で使用されている。