大阪府都市開発/南海電気鉄道3000系
概要
3000系は大阪府都市開発が1975年から製造した電車である。1990年にかけて56両が投入された。2012年に14両が南海電気鉄道に譲渡され、4+4両編成1本と4+2両編成1本として使用されている。
外観の特徴
1975年に製造された車両は非冷房であった。1977年に以降に製造された車両は冷房装置(以下、冷房)が搭載され、1975年製造車も後に冷房化された。改造による変化として、1999年に組成変更のため中間車6両に先頭車化改造(先頭改造)が施された。先頭改造車は前照灯と尾灯が収められたライトケースが特徴である。また、2009年より全車両にスカートが設置(スカート)された。
落成時の塗装は前面に青帯(●旧塗装)であり、後に側面にも青帯が追加(●新塗装)された。2012年に南海電鉄に譲渡された車両は、青とオレンジ帯(●南海色)が採用された。2024年に3000系の50周年を記念して、3519F、3523Fが落成時の塗装に復元された。
バリエーション一覧
No.
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現状
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特徴 |
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A01 | 消滅 | ●旧塗装 |
A02 | 消滅 | ●旧塗装 [冷房] |
A03 | 現存 | ●旧塗装 [冷房][スカート] |
A11 | 消滅 | ●新塗装 [冷房] |
A12 | 消滅 | ●新塗装 [冷房][先頭改造] |
A21 | 消滅 | ●新塗装 [冷房][スカート] |
A22 | 消滅 | ●新塗装 [冷房][先頭改造][スカート] |
B01 | 現存 | ●南海色 [冷房][スカート] |
B02 | 現存 | ●南海色 [冷房][先頭改造][スカート] |
各バリエーション解説
A12 | ●新塗装 [冷房][先頭改造] |
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先頭改造車の姿。1999年に組成変更のため中間車6両に先頭化改造が施された。前照灯と尾灯が収められたライトケースが特徴である。2013年頃までにスカートが設置され、この姿は消滅した。
A21 | ●新塗装 [冷房][スカート] |
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スカート設置後の姿。2009年から2013年頃にかけてスカートが設置された。2024年までに廃車または塗装変更され、この姿は消滅した。
A22 | ●新塗装 [冷房][先頭改造][スカート] |
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先頭改造車のスカート設置後の姿。先頭改造車も2009年から2013年頃にかけてスカートが設置された。2024年までに廃車され、この姿は消滅した。
B01 | ●南海色 [冷房][スカート] |
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2012年に南海電鉄に譲渡された車両の姿。スカートが未設置であった車両も改造時に設置された。南海電鉄にあわせた塗装に変更されている。現在もこの姿で使用されている。
B02 | ●南海色 [冷房][先頭改造][スカート] |
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2012年に南海電鉄に譲渡された車両の姿。譲渡車には先頭改造車も含まれている。南海電鉄にあわせた塗装に変更されている。現在もこの姿で使用されている。