新京成電鉄8000形
《最終更新》 2022年10月12日
概要
8000形は新京成電鉄が1978年から製造した電車である。1985年にかけて6両編成9本が投入された。2011年から2021年までに全車両が廃車された。
外観の特徴
製造時期による車体の差異は存在しない。落成当初の塗装は1978年に製造された8502編成のみがベージュをベースに下半分を茶色の塗装(以下、●旧塗装)であり、以降の編成はベージュをベースに茶色の帯の塗装(●標準色)であった。後に8502編成もこの塗装に統一された。また、改造による変化として、2000年頃より全編成にスカートが設置(スカート)された。2006年より京成線乗り入れ対応改造が行われ、帯色が変更(●直通色A)された。なお、2007年より京成線乗り入れ対応車では側扉の帯が省略(●直通色B)されている。2017年に8518編成が白にピンク色(●新塗装)に変更された。
バリエーション一覧
No.
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現状
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特徴 |
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A01 | 消滅 | ●旧塗装 |
A02 | 消滅 | ●旧塗装 [スカート] |
A11 | 消滅 | ●標準色 |
A12 | 消滅 | ●標準色 [スカート] |
A21 | 消滅 | ●直通色A [スカート] |
A22 | 現存 | ●直通色B [スカート] |
A31 | 現存 | ●新塗装 [スカート] |
各バリエーション解説
A12 | ●標準色 [スカート] |
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スカート設置後の姿。ベージュをベースに茶色の帯の塗装であった。2006年に京成線乗り入れ対応改造が行なわれ、塗装変更によりこの姿は消滅した。2017年に8512編成がリバイバルカラーとしてこの塗装に変更された。2021年に8512編成が廃車され、この姿は消滅した。
新京成電鉄 8512編成
北初富駅 2020年2月
A22 | ●直通色B [スカート] |
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京成線乗り入れ対応車の扉部帯の省略後の姿。2008年頃より一部編成で扉部の帯が省略され、この姿になった。廃車によってこの姿は消滅した。
新京成電鉄 8514編成
松戸駅付近 2017年11月