西日本鉄道6000形

西日本鉄道6000/6050形

《最終更新》 2020.03.21

1.概要

6000形は西日本鉄道が1993年に製造した電車である。4両編成6本と2両編成3本が投入された。1999年に中間車3両が増備され、2両編成3本は3両編成3本に変更された。

6050形は西日本鉄道が1995年から製造した電車である。1999年にかけて4両編成5本と3両編成2本が投入された。抵抗制御車である6000形に対して、6050形はVVVFインバータ制御を採用した。


2.外観の特徴

1997年までに製造された編成は側窓が2枚窓(以下、前期形)であったが、1999年に製造された6157Fは側窓が1枚窓(後期形)に変更された。塗装は水色に赤帯(標準色)である。改造による変化として、2011年から更新工事が施され、側扉が交換された(側扉更新)。2019年には6053Fが観光列車「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」の専用車両として、内外装が一新された。塗装は白をベースに赤のチェック柄(CHIKUGO)である。

3.バリエーション一覧

No.
現状
特徴

4.各バリエーション解説

A01 標準色

6000形と6050形の落成時の姿。2011年から更新工事が施され、この姿は消滅した。

西日本鉄道 6055F
西日本鉄道 6055F
撮影場所 西鉄平尾駅   撮影日 2016.08.26
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A02 前期形/標準色 [側扉更新]

6000形と6050形の更新後の姿。2011年から更新工事が施され、側扉が変更された。現在はこの姿で使用されている。

西日本鉄道 6051F
西日本鉄道 6051F
撮影場所 西鉄平尾駅   撮影日 2019.12.08
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A11 前期形/CHIKUGO

観光列車「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」の姿。2019年に6053Fが専用車両として改造された。現在もこの姿で使用されている。

西日本鉄道 6053F
西日本鉄道 6053F
撮影場所 薬院駅   撮影日 2019.12.08
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B01 後期形/標準色

1999年に増備された6050系6157Fの姿。側窓は1枚窓に変更された点が特徴である。現在もこの姿で使用されている。

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