西日本鉄道5000形
《最終更新》 2024年8月14日
概要
5000形は西日本鉄道が1975年から製造した電車である。1988年にかけて4両編成10本と3両編成30本が投入された。1991年に中間車の6両が増備され、3両編成6本が4両編成6本に変更された。2014年に3両編成1本が事業用車両に改造された。
外観の特徴
1985年以前に落成された車両は、ライトケースが丸みを帯びたもの(以下、丸形ライトケース)であり、1986年以降に落成された車両は、角形のライトケース(角形ライトケース)に変更された。後に1985年以前の車両も角形ライトケースに改造された。
塗装は水色に赤帯(●標準色)であるが、初期に落成された車両のみ水色に黄帯(●黄帯)であった。1995年から1999年にかけて、5140Fに三井グリーンランドの広告塗装が施され、水色に緑帯(●緑帯)であった。2014年に5123Fが事業用車の911Fに改造され、塗装が黄色(●黄色)に変更された。
バリエーション一覧
No.
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現状
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特徴 |
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A01 | 消滅 | ●黄帯 [丸形ライトケース] |
A02 | 消滅 | ●標準色 [丸形ライトケース] |
B01 | 現存 | ●標準色 [角形ライトケース] |
B02 | 消滅 | ●緑帯 [角形ライトケース] |
B11 | 現存 | ●黄色 [角形ライトケース] |
各バリエーション解説
B01 | ●標準色 [角形ライトケース] |
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1986年以降に落成された車両の姿。角形のライトケースが特徴であり、1985年以前に落成された車両も改造によりこの姿になった。現在はこの姿で使用されている。
西日本鉄道 5136F
西鉄平尾駅 2019年12月
B11 | ●黄色 [角形ライトケース] |
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事業用車の911Fの姿。2014年に5123Fが事業用車に改造され、この姿になった。現在もこの姿で使用されている。
西日本鉄道 911F
筑紫駅付近 2021年5月