阪神電気鉄道9000系
《最終更新》 2022年6月19日
概要
9000系は阪神電気鉄道が1996年に製造した急行用の電車である。阪神淡路大震災による被災車両の代替として、6両編成5本が投入された。2008年に近鉄線乗り入れ対応改造が施され、主に阪神なんば線と近鉄線の直通運転に使用される。
外観の特徴
当初は赤と白帯(以下、●旧塗装)であった。2008年に近鉄乗り入れ改造が施され、黄色と白帯(●新塗装)に変更された。梅田方先頭車は前面扉が貫通路として整備され、貫通扉の窓が下方に拡大された(貫通扉改造)。
バリエーション一覧
No.
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現状
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特徴 |
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A01 | 消滅 | ●旧塗装 |
A11 | 現存 | ●新塗装 |
A12 | 現存 | ●新塗装 [貫通扉改造] |
各バリエーション解説
A11 | ●新塗装 |
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近鉄線乗り入れ対応改造後の神戸三宮方先頭車の姿。2008年に近鉄線乗り入れ対応改造が施され、同時に塗装が変更された。現在もこの姿で使用されている。
阪神電気鉄道 9202F
河内花園駅 2022年6月
A12 | ●新塗装 [貫通扉改造] |
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近鉄線乗り入れ対応改造後の梅田方先頭車の姿。2008年に近鉄線乗り入れ対応改造が施され、同時に塗装が変更された。梅田方先頭車は併結に対応するため、前面扉が貫通扉として整備された。現在もこの姿で使用されている。
阪神電気鉄道 9209F
出屋敷駅 2021年11月