阪神電気鉄道5001形(2代)/5131形/5331形
《最終更新》 2024年1月30日
概要
5001形は阪神電気鉄道が1977年から製造した普通用の電車である。1981年にかけて2両編成16本が投入された。1981年から1983年にかけて、5001形に準じた車体で制御装置が変更された5131形の2両編成7本と5331形の2両編成5本が投入された。なお、5131形と5331形の違いは制御装置のメーカーによるものである。1988年以降は一部車両の運転台を撤去し、4両編成として使用された。
5700系の導入による置換えが進行し、2017年までに5331形、2019年に5131形が全廃された。現在も5001形の置換えが進行している。
外観の特徴
5001形、5131形、5331形の違いは走行装置の違いが主であり、車体に大きな差異は存在しない。落成時は行先表示器を装備しておらず、1988年以降の4両固定編成化にあわせて、行先表示器が設置(以下、行先表示器)された。塗装は全車両がクリーム色と青(●青胴色)である。
バリエーション一覧
No.
|
現状
|
特徴 |
---|---|---|
A01 | 消滅 | ●青胴色 |
A02 | 現存 | ●青胴色 [行先表示器] |
各バリエーション解説
A02 | ●青胴色 [行先表示器] |
---|
行先表示器設置後の姿。1988年以降に4両固定編成に変更され、同時に行先表示器が設置された。現在もこの姿で使用されている。
阪神電気鉄道 5017F
出屋敷駅 2021年11月