阪急電鉄9300系

阪急電鉄9300系

《最終更新》 2018.08.06

1.概要

9300系は阪急電鉄が2003年から製造した京都線向けの電車である。2010年にかけて8両編成11本が投入された。車内はクロスシートであり、特急列車を中心に使用されている。


2.外観の特徴

製造時期による差異が存在する。2003年に製造された9300F(以下、前期形)は幕式の種別行先表示器と分割型の前照灯が特徴である。2005年に製造された9301Fと9302F(中期形)は前照灯が一体型に変更されている。2008年から2010年に製造された9303F~9310F(後期形)はフルカラーLED式種別行先表示器や改良された側窓が特徴である。塗装は全車両がマルーン色で屋根部がアイボリー色(標準色)である。


3.バリエーション一覧

No.
現状
特徴

4.各バリエーション解説

A01 前期形/標準色

2003年に製造された9300Fの姿。幕式の種別行先表示器と分割型の前照灯が特徴である。現在もこの姿で使用されている。

阪急電鉄 9300F
阪急電鉄 9300F
撮影場所 南茨木駅   撮影日 2015.03.12
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A11 中期形/標準色

2005年に製造された9301Fと9302Fの姿。幕式の種別行先表示器が特徴である。現在もこの姿で使用されている。

阪急電鉄 9301F
阪急電鉄 9301F
撮影場所 茨城市駅   撮影日 2018.06.17
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A21 後期形/標準色

2008年から2010年に製造された9303F~9310Fの姿。フルカラーLED式の種別行先表示器と一部が開閉式である側窓が特徴である。現在もこの姿で使用されている。

阪急電鉄 9304F
阪急電鉄 9304F
撮影場所 茨城市駅   撮影日 2018.06.17
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