阪急電鉄5300系

阪急電鉄5300系

《最終更新》 2018.09.01

1.概要

5300系は阪急電鉄が1972年から製造した京都線用の電車である。1985年にかけて105両が投入された。


2.外観の特徴

製造時期による大きな差異は存在しない。改造による変化として、1989年から2001年にかけて更新工事が施され、中間に封じ込まれる一部の先頭車を除き、種別行先表示器が窓上に設置され、標識灯が窓下に移設された(以下、前面改造)。なお、1995年以降に前面改造が施された車両の前面の種別行先表示器は大型なもの(大型表示器)である。2002年と2003年には5300Fと5302Fを対象としてリニューアルが施され、側扉が大型窓のものに交換(側扉交換)されている。


3.バリエーション一覧

No.
現状
特徴

4.各バリエーション解説

A01 標準色

落成時の姿。当初は尾灯が前面窓上にあり、車掌台側の窓上に行先表示器が設置されていた。1989年から2001年にかけて更新工事によりこの姿の車両は減少したものの、編成内に封じ込まれる先頭車の一部がこの姿である。

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A02 標準色 [前面改造]

1994年までに更新工事が施された車両の姿。1989年から2001年にかけて更新工事が施され、前面窓上に行先種別表示器が設置された。尾灯は前面窓下に移設されている。現在もこの姿で使用されている。

阪急電鉄 5306F
阪急電鉄 5306F
撮影場所 南茨木駅   撮影日 2015.03.12
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A03 標準色 [前面改造][大型表示器]

更新工事後の姿。1989年から2001年にかけて更新工事が施され、前面窓上に行先種別表示器が設置された。尾灯は前面窓下に移設されている。現在もこの姿で使用されている。

阪急電鉄 5313F
阪急電鉄 5313F
撮影場所 南茨木駅   撮影日 2015.03.12
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A11 標準色 [側窓交換]

リニューアル後の姿。2002年と2003年に5300Fと5302Fを対象としてリニューアルが施され、側扉窓が拡大された。中間車に封じ込まれた先頭車の一部は前面改造が未施工である。

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A12 標準色 [前面改造][側窓交換]

リニューアル後の姿。2002年と2003年に5300Fと5302Fを対象としてリニューアルが施され、側窓が拡大されている。

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