阪急電鉄/能勢電鉄5100系

阪急電鉄/能勢電鉄5100系

《最終更新》 2024年8月15日

概要

5100系は阪急電鉄が1971年から製造した電車である。1974年にかけて神戸線、宝塚線、京都線に90両が投入された。2014年より一部車両が能勢電鉄に譲渡されている。


外観の特徴

製造時期による大きな差異は存在しない。改造による変化として、1993年までに更新工事が施され、中間に封じ込まれる一部の先頭車を除き、種別行先表示器が窓上に設置され、標識灯が窓下に移設された(以下、前面改造)。2004年と2005年には一部編成にリニューアルが施され、客扉窓が下方に拡大(側扉交換)された。2014年より能勢電鉄に譲渡され、譲渡車はスカートが設置されている。同時に行先表示器がフルカラーLED式(FC-LED)に変更された車両も存在する。

塗装は全車両がマルーン色(標準色)である。能勢電鉄5124Fは青と白のツートン(青白色)、5142Fはマルーン色とクリーム色のツートン(茶白色)である。


バリエーション一覧

No.
現状
特徴

各バリエーション解説

A01 標準色

落成時の姿。当初は前面窓上に尾灯が設置されていた。1993年までに更新工事が施され、この姿の車両は減少したものの、編成内に封じ込まれる先頭車の一部がこの姿である。

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A11 標準色 [前面改造]

更新工事後の姿。1993年までに更新工事が施され、前面窓上に行先種別表示器が設置された。尾灯は前面窓下に移設されている。現在もこの姿で使用されている。

阪急電鉄 5100F
阪急電鉄 5100F
撮影場所 山本駅付近   撮影日 2022年4月
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A12 標準色 [前面改造][側扉交換]

リニューアル後の姿。2004年と2005年に一部編成でリニューアルが施され、客扉窓が下方に拡大された。現在もこの姿で使用されている。

阪急電鉄 5128F
阪急電鉄 5128F
撮影場所 山本駅付近   撮影日 2022年4月
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B01 標準色 [前面改造][スカート]

能勢電鉄5108Fの姿。導入時にスカートが設置された。2023年に5124Fと5142Fも塗装変更によってこの姿になった。現在もこの姿で使用されている。

能勢電鉄 5108F
能勢電鉄 5108F
撮影場所 畦野駅   撮影日 2022年4月
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B02 青白色 [前面改造][スカート]

能勢電鉄5124Fの姿。塗装は能勢電鉄50形に準じた青と白ののツートンである。2023年に塗装変更され、この姿は消滅した。

能勢電鉄 5124F
能勢電鉄 5124F
撮影場所 山下駅   撮影日 2021年11月
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B03 茶白色 [前面改造][スカート]

能勢電鉄5142Fの姿。塗装は能勢電鉄1500系の登場時の塗装である青と白ののツートンである。2023年に塗装変更され、この姿は消滅した。

能勢電鉄 5142F
能勢電鉄 5142F
撮影場所 山下駅   撮影日 2021年11月
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B11 標準色 [前面改造][スカート][FC-LED]

能勢電鉄5136F、5138Fの姿。導入時にスカート設置と行先種別表示器がフルカラーLED式に変更された。現在もこの姿で使用されている。

能勢電鉄 5138F
能勢電鉄 5138F
撮影場所 畦野駅   撮影日 2022年4月
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B12 標準色 [前面改造][側扉交換][スカート][FC-LED]

能勢電鉄5146F、5148Fの姿。阪急時代にリニューアルが施され、下方に拡大された側扉窓が特徴である。能勢電鉄の導入時にスカート設置と行先種別表示器がフルカラーLED式に変更された。現在もこの姿で使用されている。

能勢電鉄 5146F
能勢電鉄 5146F
撮影場所 畦野駅   撮影日 2018年12月
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