阪急電鉄5000系

阪急電鉄5000系

《最終更新》 2023年3月18日

概要

5000系は阪急電鉄が1968年から製造した電車である。1969年にかけて神戸線に47両が投入された。


外観の特徴

塗装は全車両がマルーン色(以下、標準色Ⅰ)である。1973年から1974年にかけて冷房化改造が施され、屋根上に冷房装置が搭載された(冷房)。1984年から1990年にかけて種別行先表示器が設置され、標識灯が窓下に移設された(前面改造Ⅰ)。
2001年から2007年にかけてリニューアル改造が施され、側扉窓の拡大(側扉交換)、および前面貫通扉の拡大と角形の標識灯に変更(前面改造Ⅱ)、スカートが設置された。2001年にリニューアル改造が施された5010Fを除き、前面車番が貫通扉から前面窓下に移設され、標識灯の位置が低く変更されている(前面改造Ⅲ)。リニューアルにあわせて、塗装がマルーン色とアイボリーのツートン(標準色Ⅱ)に変更された。


バリエーション一覧

No.
現状
特徴

各バリエーション解説

A01 標準色Ⅰ

落成時の姿。1974年までに冷房化改造が施され、この姿は消滅した。

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A02 標準色Ⅰ [冷房]

冷房化後の姿。1973年から1974年にかけて冷房化改造が施された。1990年までに種別行先表示器が設置され、この姿は消滅した。

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A03 標準色Ⅰ [冷房][前面改造Ⅰ]

種別行先表示器設置後の姿。1984年から1990年にかけて種別行先表示器が設置され、標識灯が窓下に移設された。2007年までにリニューアルが施され、この姿は消滅した。

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A11 標準色Ⅱ [冷房][前面改造Ⅱ][側扉交換][スカート]

5010Fのリニューアル後の姿。2001年に5010Fにリニューアル改造が施され、側扉窓の拡大、および前面貫通扉の拡大と角形の標識灯に変更、スカートが設置された。現在もこの姿で使用されている。

阪急電鉄 5010F
阪急電鉄 5010F
撮影場所 西宮北口駅付近   撮影日 2021年12月
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A12 標準色Ⅱ [冷房][前面改造Ⅲ][側扉交換][スカート]

リニューアル後の姿。2001年から2007年にかけてリニューアルが施された。2002年以降にリニューアルされた車両は、前面車番が貫通扉から前面窓下に移設され、標識灯の位置が低く変更されている。現在もこの姿で使用されている。

阪急電鉄 5012F
阪急電鉄 5012F
撮影場所 西宮北口駅付近   撮影日 2021年12月
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