京阪電気鉄道7200/9000/10000系

京阪電気鉄道7200/9000/10000系

《最終更新》 2022年4月16日

概要

7200系は京阪電気鉄道が1995年に製造した電車である。7両編成2本と8両編成1本が投入された。2015年から2016年にかけて組成変更され、7両編成3本として使用されている。

9000系は京阪電気鉄道が1997年に製造した電車である。8両編成5本が投入された。当初の座席配置はクロスシートであったが、2010年までにロングシートに改造された。2015年から2017年にかけて組成変更され、7両編成4本と8両編成1本として使用されている。

10000系は京阪電気鉄道が2002年から製造した電車である。2006年にかけて4両編成6本が投入された。支線区で導入が計画されていたワンマン運転に対応している。2016年と2017年には7200系と9000系の中間車の一部を改造のうえで編入し、組成変更を実施した。変更後は7両編成2本と4両編成4本である。


外観の特徴

車体は7200系9000系でほぼ同一であるが、側扉の位置が異なり、側窓の配置も異なる。一方、10000系は側窓の一部が固定窓に変更されて窓枠の太さが異なり、側扉窓の形状も異なっている。製造時期による差異が存在し、2002年に製造された10001F~10003F(以下、10000系(前期形))は窓枠が銀色であり、2006年に製造された10004F~10006F(10000系(後期形))は黒色である。なお、7200系と9000系の中間車が10000系に編入されているが、種車から変化は生じていない。

落成時の塗装は7200系が濃淡緑のツートン(旧塗装)であり、9000系は濃淡緑のツートンの境界部に水色帯(水色帯)、10000系は青緑の単色(青緑色)であった。2008年から2011年にかけて全車両が深緑と白のツートンに黄緑帯(新塗装)に変更されている。


バリエーション一覧

No.
現状
特徴

各バリエーション解説

A01 7200系/旧塗装

7200系の落成時の姿。2011年までに新塗装に変更され、この姿は消滅した。

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A02 7200系/新塗装

7200系の塗装変更後の姿。2008年から2011年にかけて新塗装に変更された。

京阪電気鉄道 7203F
京阪電気鉄道 7203F
撮影場所 森小路駅   撮影日 2022年4月
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B01 9000系/水色帯

9000系の落成時の姿。2011年までに新塗装に変更され、この姿は消滅した。

京阪電気鉄道 9005F
京阪電気鉄道 9005F
撮影場所 中書島駅   撮影日 2007年4月
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B02 9000系/新塗装

9000系の塗装変更後の姿。2008年から2011年にかけて新塗装に変更された。

京阪電気鉄道 9004F
京阪電気鉄道 9004F
撮影場所 森小路駅   撮影日 2022年4月
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C01 10000系(前期形)/青緑色

2002年に製造された10000系の落成時の姿。窓枠は銀色である。2011年までに新塗装に変更され、この姿は消滅した。

京阪電気鉄道 10001F
京阪電気鉄道 10001F
撮影場所 中書島駅   撮影日 2007年4月
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C02 10000系(前期形)/新塗装

2002年に製造された10000系の塗装変更後の姿。窓枠は銀色である。2008年から2011年にかけて新塗装に変更された。

京阪電気鉄道 10001F
京阪電気鉄道 10001F
撮影場所 森小路駅   撮影日 2022年4月
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D01 10000系(後期形)/青緑色

2006年に製造された10000系の落成時の姿。窓枠は黒色である。2011年までに新塗装に変更され、この姿は消滅した。

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D02 10000系(後期形)/新塗装

2006年に製造された10000系の塗装変更後の姿。窓枠は黒色である。2008年から2011年にかけて新塗装に変更された。

京阪電気鉄道 10005F
京阪電気鉄道 10005F
撮影場所 村野駅   撮影日 2021年3月
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