京阪電気鉄道7200/9000/10000系
概要
7200系は京阪電気鉄道が1995年に製造した電車である。7両編成2本と8両編成1本が投入された。2015年から2016年にかけて組成変更され、7両編成3本として使用されている。
9000系は京阪電気鉄道が1997年に製造した電車である。8両編成5本が投入された。当初の座席配置はクロスシートであったが、2010年までにロングシートに改造された。2015年から2017年にかけて組成変更され、7両編成4本と8両編成1本として使用されている。
10000系は京阪電気鉄道が2002年から製造した電車である。2006年にかけて4両編成6本が投入された。支線区で導入が計画されていたワンマン運転に対応している。2016年と2017年には7200系と9000系の中間車の一部を改造のうえで編入し、組成変更を実施した。変更後は7両編成2本と4両編成4本である。
外観の特徴
車体は7200系と9000系でほぼ同一であるが、側扉の位置が異なり、側窓の配置も異なる。一方、10000系は側窓の一部が固定窓に変更されて窓枠の太さが異なり、側扉窓の形状も異なっている。製造時期による差異が存在し、2002年に製造された10001F~10003F(以下、10000系(前期形))は窓枠が銀色であり、2006年に製造された10004F~10006F(10000系(後期形))は黒色である。なお、7200系と9000系の中間車が10000系に編入されているが、種車から変化は生じていない。
落成時の塗装は7200系が濃淡緑のツートン(●旧塗装)であり、9000系は濃淡緑のツートンの境界部に水色帯(●水色帯)、10000系は青緑の単色(●青緑色)であった。2008年から2011年にかけて全車両が深緑と白のツートンに黄緑帯(●新塗装)に変更されている。
バリエーション一覧
No.
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現状
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特徴 |
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A01 | 消滅 | 7200系/●旧塗装 |
A02 | 現存 | 7200系/●新塗装 |
B01 | 消滅 | 9000系/●水色帯 |
B02 | 現存 | 9000系/●新塗装 |
C01 | 消滅 | 10000系(前期形)/●青緑色 |
C02 | 現存 | 10000系(前期形)/●新塗装 |
D01 | 消滅 | 10000系(後期形)/●青緑色 |
D02 | 現存 | 10000系(後期形)/●新塗装 |
各バリエーション解説
C01 | 10000系(前期形)/●青緑色 |
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2002年に製造された10000系の落成時の姿。窓枠は銀色である。2011年までに新塗装に変更され、この姿は消滅した。
C02 | 10000系(前期形)/●新塗装 |
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2002年に製造された10000系の塗装変更後の姿。窓枠は銀色である。2008年から2011年にかけて新塗装に変更された。
D02 | 10000系(後期形)/●新塗装 |
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2006年に製造された10000系の塗装変更後の姿。窓枠は黒色である。2008年から2011年にかけて新塗装に変更された。