京阪電気鉄道700形(3代)
《最終更新》 2022年4月15日
概要
700形は京阪電気鉄道が1992年から製造した電車である。1993年にかけて2両編成5本が投入された。車体は350形と500形の流用であるが、前面形状は大幅に変更されている。
外観の特徴
製造時期による差異として、落成当初は第1編成である701Fのみ600形に準じた排障器(以下、簡易排障器)であったが、第2編成である703F以降は大型のスカートに変更されている。後に701Fも変更された。
落成時の塗装は濃淡緑のツートン(●旧塗装)であったが、2016年から2021年にかけて深緑と白のツートンに黄緑帯(●新塗装)に変更された。また、特別塗装として、2000年から2013年にかけて707Fは「マザーレイク号」として白と水色に青帯(●マザーレイク)、2016年から2020年にかけて701Fは80型に準じた濃淡の青緑色(●80型塗装)で使用された。
バリエーション一覧
No.
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現状
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特徴 |
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A01 | 消滅 | ●旧塗装 [簡易排障器] |
A02 | 消滅 | ●旧塗装 |
A03 | 現存 | ●新塗装 |
A11 | 消滅 | ●マザーレイク |
A12 | 消滅 | ●80型塗装 |
各バリエーション解説
A02 | ●旧塗装 |
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703F以降の落成時の姿。落成時から大型スカートを装備していた。701Fも大型スカートに変更され、この姿になった。2016年から2021年にかけて、新塗装に変更され、この姿は消滅した。
京阪電気鉄道 709F
びわ湖浜大津駅付近 2019年7月
A12 | ●80型塗装 |
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80型に準じた塗装が施された701Fの姿。2016年から2020年までこの姿で使用されていた。塗装変更によって、この姿は消滅した。
京阪電気鉄道 701F
びわ湖浜大津駅付近 2020年2月