京阪電気鉄道600形(3代)

京阪電気鉄道600形(3代)

《最終更新》 2022年4月15日

概要

600形は京阪電気鉄道が1984年から製造した電車である。1988年にかけて2両編成10本が投入された。車体は260形と300形の流用であるが、前面形状は大幅に変更された。石山坂本線で使用されている。


外観の特徴

製造時期による差異として、601Fから607F(以下、前期形)は前面窓が平面であり、609F以降(後期形)は前面に曲面ガラスを使用している。

落成時の塗装は濃淡緑のツートン(旧塗装)であった。2016年から2020年にかけて、深緑と白のツートンに黄緑帯(新塗装)に変更された。

2007年から2017年まで、611Fが坂本ケーブルに準じた緑と赤色の塗装(ケーブル色)で使用された。2013年から2016年まで、603Fが京阪特急色であるオレンジと赤のツートン(特急色)で使用された。2020年には、603Fが60型電車「びわこ号」に準じた塗装(びわこ号)に変更された。2022年に619Fが「比叡山・びわ湖統一デザイン車両」として、青と金色の塗装(統一色


バリエーション一覧

No.
現状
特徴

各バリエーション解説

A01 前期形/旧塗装

前期形の落成時の姿。2016年から2020年にかけて新塗装に変更され、この姿は消滅した。

京阪電気鉄道 603F
京阪電気鉄道 603F
撮影場所 びわ湖浜大津駅付近   撮影日 2019年7月
リストへ戻る
A02 前期形/新塗装

前期形の塗装変更後の姿。2016年から2020年にかけて、この塗装に変更された。現在はこの姿で使用されている。

京阪電気鉄道 601F
京阪電気鉄道 601F
撮影場所 びわ湖浜大津駅付近   撮影日 2022年3月
リストへ戻る
A11 前期形/特急色

京阪特急色の603Fの姿。2013年に大津線開通100周年記念として、京阪特急色が施された。2016年に塗装変更され、この姿は消滅した。

京阪電気鉄道 603F
京阪電気鉄道 603F
撮影場所 膳所駅付近   撮影日 2015年3月
リストへ戻る
A12 前期形/びわこ号

「びわこ号」塗装の603Fの姿。2020年に「びわこ号」の運行終了50周年記念として、「びわこ号」に準じた塗装が施された。現在もこの姿で使用されている。

京阪電気鉄道 603F
京阪電気鉄道 603F
撮影場所 びわ湖浜大津駅付近   撮影日 2022年3月
リストへ戻る
B01 後期形/旧塗装

後期形の落成時の姿。2016年から2020年にかけて新塗装に変更され、この姿は消滅した。

京阪電気鉄道 615F
京阪電気鉄道 615F
撮影場所 びわ湖浜大津駅付近   撮影日 2018年6月
リストへ戻る
B02 後期形/新塗装

後期形の塗装変更後の姿。2016年から2020年にかけて、新塗装に変更された。現在はこの姿で使用されている。

京阪電気鉄道 613F
京阪電気鉄道 613F
撮影場所 びわ湖浜大津駅付近   撮影日 2022年3月
リストへ戻る
B11 後期形/ケーブル色

坂本ケーブル塗装の611Fの姿。2007年に「坂本ケーブル80周年記念トレイン」として、坂本ケーブルに準じた塗装が施された。2017年に塗装変更され、この姿は消滅した。

リストへ戻る
B12 後期形/統一色

「比叡山・びわ湖統一デザイン車両」の619Fの姿。2022年に「比叡山・びわ湖統一デザイン車両」として、塗装が変更された。現在もこの姿で使用されている。

京阪電気鉄道 619F
京阪電気鉄道 619F
撮影場所 びわ湖浜大津駅付近   撮影日 2022年3月
リストへ戻る