京阪電気鉄道5000系

京阪電気鉄道5000系

《最終更新》 2021年12月11日

概要

5000系は京阪電気鉄道が1970年から製造した電車である。1980年にかけて3+4両編成2本と7両編成5本が投入された。ラッシュ時の乗降時間を短縮するために全車両が5扉である。2021年までに全車両が廃車された。


外観の特徴

製造時期による差異として、1970年に製造された5001F(以下、前期形)と1971年以降に製造された5002F以降(後期形)では前面上部のひさし形状や尾灯の形状が異なってる。このほか1976年以降に製造された車両は前面表示器が設置され、後に全編成に追加設置された。また、1998年から2001年にかけて全編成に更新工事(更新)が施され、尾灯がLED式に変更された。

落成時の塗装は濃淡緑のツートン(旧塗装)であったが、2008年から2011年にかけて全車両が深緑と白のツートンに黄緑帯(新塗装)に変更された。


バリエーション一覧

No.
現状
特徴

各バリエーション解説

A01 前期形/旧塗装

5001Fの落成時の姿。後に前面表示器が設置され、この姿は消滅した。

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A02 前期形/旧塗装 [前面表示器]

5001Fの前面表示器設置後の姿。1976年以降に製造された車両と同様の前面表示器が追加設置された。2001年までに更新工事が施され、この姿は消滅した。

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A11 前期形/旧塗装 [前面表示器][更新]

5001Fの更新後の姿。1998年から2001年にかけて更新工事が施され、尾灯の形状が変更された。更新工事にあわせて編成構成が変更され、3+4両編成が7両固定編成に改められ、5551Fになった。2011年までに塗装変更され、この姿は消滅した。

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A12 前期形/新塗装 [前面表示器][更新]

5551Fの塗装変更後の姿。2008年から2011年にかけて塗装が変更された。2021年までに廃車され、この姿は消滅した。

京阪電気鉄道 5551F
京阪電気鉄道 5551F
撮影場所 森小路駅   撮影日 2018年6月
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B01 後期形/旧塗装

5002F、5553F、5554Fの落成時の姿。後に前面表示器が設置され、この姿は消滅した。

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B02 後期形/旧塗装 [前面表示器]

5555F~5557Fの落成時の姿。落成時より前面表示器が設置されていた。後に5002F、5553F、5554Fにも前面表示器が設置され、この姿になった。2001年までに更新工事が施され、この姿は消滅した。

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B11 後期形/旧塗装 [前面表示器][更新]

5002F、5553F~5557Fの更新後の姿。1998年から2001年にかけて更新工事が施され、尾灯の形状が変更された。5002Fは更新工事にあわせて編成構成が変更され、3+4両編成が7両固定編成に改められ、5552Fになった。2011年までに塗装変更され、この姿は消滅した。

京阪電気鉄道 5555F
京阪電気鉄道 5555F
撮影場所 中書島駅   撮影日 2007年4月
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B12 後期形/新塗装 [前面表示器][更新]

5552F~5557Fの塗装変更後の姿。2008年から2011年にかけて塗装が変更された。2021年までに廃車され、この姿は消滅した。

京阪電気鉄道 5555F
京阪電気鉄道 5555F
撮影場所 滝井駅   撮影日 2021年3月
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