京阪電気鉄道2200系

京阪電気鉄道2200系

《最終更新》 2024年8月14日

概要

2200系は京阪電気鉄道が1964年から製造した電車である。1968年にかけて98両、1985年に5両が投入された。


外観の特徴

製造時期による大きな差異は存在しない。改造による変化として、1974年から1976年にかけて冷房装置(以下、冷房)が搭載された。1989年からは更新工事が開始され、初期に更新された2222F、2223F、2225F(前期更新)は前面貫通扉の交換と幌枠が撤去された。以降に更新された編成(後期更新)は尾灯の交換も追加されている。1993年には2270号車の貫通扉が事故で破損し、2400系の更新車に準じたものに交換(貫通扉交換)された。

落成時の塗装は濃淡緑のツートン(旧塗装)であったが、2008年から2013年にかけて深緑と白のツートンに黄緑帯(新塗装)に変更されている。2024年に2216Fが旧塗装に復元された。


バリエーション一覧

No.
現状
特徴

各バリエーション解説

A01 前期形/旧塗装

落成時の姿。1976年までに冷房装置が搭載され、この姿は消滅した。

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A02 旧塗装 [冷房]

冷房化後の姿。1974年から1976年にかけて冷房装置が搭載された。1989年から開始された更新工事の完了により、この姿は消滅した。

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A11 旧塗装 [冷房][前期更新]

初期に更新された2222F、2223F、2225Fの姿。1989年から更新工事が開始され、初期に施工された編成は尾灯が原形のままである。2013年までに塗装が変更され、この姿は消滅した。

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A12 前期形/新塗装 [前面表示器][更新]

塗装変更後の2222F、2223F、2225Fの姿。2008年から2013年にかけて塗装が変更された。初期に更新された車両のため、尾灯は原形である。2023年までに廃車され、この姿は消滅した。

京阪電気鉄道 2225F
京阪電気鉄道 2225F
撮影場所 森小路駅   撮影日 2018年6月
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A21 旧塗装 [冷房][後期更新]

後期に更新された編成の姿。1989年から更新工事が開始され、後期に施工された編成は尾灯が変更されている。2013年までに塗装が変更され、この姿は消滅した。2024年に2216Fが旧塗装に復元され、現在もこの姿で使用されている。

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A22 新塗装 [冷房][後期更新]

後期に更新された編成の塗装変更後の姿。2008年から2013年にかけて塗装が変更された。現在もこの姿で使用されている。

京阪電気鉄道 2210F
京阪電気鉄道 2210F
撮影場所 森小路駅   撮影日 2018年6月
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A31 旧塗装 [冷房][後期更新][貫通扉交換]

貫通扉が交換された2270号車の姿。1993年の事故により貫通扉が破損し、2400系に準じたものに変更された。2013年までに塗装が変更され、この姿は消滅した。

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A32 新塗装 [冷房][後期更新][貫通扉交換]

貫通扉が交換された2270号車の塗装変更後の姿。2008年から2013年にかけて塗装が変更された。2016年に廃車され、この姿は消滅した。

京阪電気鉄道 2221F
京阪電気鉄道 2221F
撮影場所 西三荘駅   撮影日 2012年12月
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