南海電気鉄道7100系
概要
7100系は南海電気鉄道が1969年から製造した南海線向けの電車である。1973年にかけて152両が投入された。
外観の特徴
落成時は製造時期による差異が存在し、1969年に製造された車両は非冷房であり、行先表示器を装備していなかった。1970年以降の車両は冷房装置を搭載(以下、冷房)、1972年以降の車両は行先表示器が設置(行先表示器)された。非冷房車は1979年から1982年にかけて冷房化、行先表示器を設置していなかった車両も追設され、差異は消滅した。また、改造による変化として、1990年代に更新工事が施され、スカートが設置(スカート)された。
当初の塗装は濃淡の緑(●旧塗装)であったが、1990年頃に白に青とオレンジ帯(●新塗装)に変更された。2016年には7187Fが「めでたいでんしゃ」として赤一色に塗装(●赤色)され、ピンク色のラッピングが施されている。2017年には7167Fも「めでたいでんしゃ」として、青一色の塗装(●青色)に水色のラッピングに変更されている。2019年には7197Fが「めでたいでんしゃ(なな)」として濃赤一色に塗装(●濃赤色)され、赤色のラッピングが施されている。2021年に7195Fが「めでたいでんしゃ(かしら)」として黒色(●黒色)に変更された。
バリエーション一覧
No.
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現状
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特徴 |
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A01 | 消滅 | ●旧塗装 |
A02 | 消滅 | ●旧塗装 [冷房] |
A11 | 消滅 | ●旧塗装 [冷房][行先表示器] |
A12 | 消滅 | ●新塗装 [冷房][行先表示器] |
B01 | 消滅 | ●旧塗装 [冷房][行先表示器][スカート] |
B02 | 現存 | ●新塗装 [冷房][行先表示器][スカート] |
B11 | 現存 | ●赤色 [冷房][行先表示器][スカート] |
B12 | 現存 | ●青色 [冷房][行先表示器][スカート] |
B13 | 現存 | ●濃赤色 [冷房][行先表示器][スカート] |
B14 | 現存 | ●黒色 [冷房][行先表示器][スカート] |
各バリエーション解説
A11 | ●旧塗装 [冷房][行先表示器] |
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1972年以降に製造された車両の落成時の姿と1971年以前に製造された車両の改造後の姿。全車両に冷房が搭載され、行先表示器も設置された。後にスカート設置と塗装変更により、この姿は消滅した。
B11 | ●赤色 [冷房][行先表示器][スカート] |
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2016年に「めでたいでんしゃ」として赤一色にピンク色のラッピングが施された7187Fの姿。現在もこの姿で使用されている。
B12 | ●青色 [冷房][行先表示器][スカート] |
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2017年に「めでたいでんしゃ」として青一色に水色のラッピングが施された7167Fの姿。現在もこの姿で使用されている。
B13 | ●濃赤色 [冷房][行先表示器][スカート] |
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2019年に「めでたいでんしゃ(なな)」として濃赤一色に赤色のラッピングが施された7197Fの姿。現在もこの姿で使用されている。
B14 | ●黒色 [冷房][行先表示器][スカート] |
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2021年に「めでたいでんしゃ(かしら)」として黒色にラッピングが施された7195Fの姿。現在もこの姿で使用されている。