南海電気鉄道6100/6300系
《最終更新》 2022.06.19
概要
6100系は南海電気鉄道が1970年から製造した高野線向けの電車である。1973年にかけて76両が投入された。2009年までに全車両が台車交換され、現在は6300系として使用されている。
外観の特徴
落成時は製造時期による差異が存在し、1970年に製造された車両は非冷房であり、行先表示器を装備していなかった。1971年以降の車両は冷房装置を搭載(以下、冷房)、1972年以降の車両は行先表示器が設置(行先表示器)された。非冷房車は1974年から1977年にかけて冷房化、行先表示器を設置していなかった車両も追設され、差異は消滅した。また、改造による変化として、1990年代に更新工事が施され、スカートが設置(スカート)された。当初は無塗装(●無塗装)であったが、1992年から1996年にかけて青とオレンジ帯(●新塗装)に変更された。
バリエーション一覧
No.
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現状
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特徴 |
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A01 | 消滅 | ●無塗装 |
A02 | 消滅 | ●無塗装 [冷房] |
A11 | 消滅 | ●無塗装 [冷房][行先表示器] |
A12 | 消滅 | ●新塗装 [冷房][行先表示器] |
B01 | 消滅 | ●無塗装 [冷房][行先表示器][スカート] |
B02 | 現存 | ●新塗装 [冷房][行先表示器][スカート] |
各バリエーション解説
A11 | ●無塗装 [冷房][行先表示器] |
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1972年以降に製造された車両の落成時の姿と1971年以前に製造された車両の改造後の姿。全車両に冷房が搭載され、行先表示器も設置された。後にスカート設置と塗装変更により、この姿は消滅した。