南海電気鉄道6000系

南海電気鉄道6000系

《最終更新》 2022.06.19

概要

6000系は南海電気鉄道が1962年から製造した高野線向けの電車である。1969年にかけて72両が投入された。


外観の特徴

落成時期による差異が存在する。1962年に製造された車両(以下、前期形)は小型の前面窓とHゴム支持の貫通扉窓が特徴であり、1963年に製造された車両(中期形)は前面窓の天地幅が拡大されている。1964年以降に製造された車両(後期形)は貫通扉の窓が金具押さえである。改造による変化として、1980年頃に一部編成を対象に前面行先表示器(行先表示器)が設置された。また、1985年から1991年にかけて全車両を対象として更新工事が施され、冷房装置の搭載(冷房)と前面と側面に行先表示器が設置された。塗装の変化として、当初は無塗装(無塗装)であったが、1992年から1995年にかけて青とオレンジ帯(新塗装)に変更された。

バリエーション一覧

No.
現状
特徴

各バリエーション解説

A01 前期形/無塗装

1962年に製造された6001Fの落成時の姿。小型の前面窓とHゴム支持の貫通扉窓が特徴である。当初は非冷房であり、行先表示器も設置されていなかった。後に冷房化と行先表示器の設置により、この姿は消滅した。

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A02 前期形/無塗装 [行先表示器][冷房]

6001Fの更新工事後の姿。小型の前面窓とHゴム支持の貫通扉窓が特徴である。1985年から1991年にかけて更新工事が施され、前面方向幕と冷房装置が搭載された。1992年から1995年にかけて塗装変更され、この姿は消滅した。

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A11 前期形/新塗装 [行先表示器][冷房]

6001Fの塗装変更後の姿。小型の前面窓とHゴム支持の貫通扉窓が特徴である。1992年から1995年にかけて塗装が変更された。現在はこの姿で使用されている。

南海電気鉄道 6001F
南海電気鉄道 6001F
撮影場所 新今宮駅   撮影日 2021.03
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B01 中期形/無塗装

1963年に製造された6003F、6005F、6007Fの落成時の姿。Hゴム支持の貫通扉窓が特徴である。当初は非冷房であり、行先表示器も設置されていなかった。後に冷房化と行先表示器の設置により、この姿は消滅した。

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B02 中期形/無塗装 [行先表示器][冷房]

6003F、6005F、6007Fの更新工事後の姿。Hゴム支持の貫通扉窓が特徴である。1985年から1991年にかけて更新工事が施され、前面方向幕と冷房装置が搭載された。1992年から1995年にかけて塗装変更され、この姿は消滅した。

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B11 中期形/新塗装 [行先表示器][冷房]

6003F、6005F、6007Fの塗装変更後の姿。Hゴム支持の貫通扉窓が特徴である。1992年から1995年にかけて塗装が変更された。現在はこの姿で使用されている。

南海電気鉄道 6005F
南海電気鉄道 6005F
撮影場所 新今宮駅   撮影日 2021.03
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C01 後期形/無塗装

1964年以降に製造された車両の落成時の姿。当初は非冷房であり、行先表示器も設置されていなかった。後に冷房化と行先表示器の設置により、この姿は消滅した。

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C02 後期形/無塗装 [行先表示器]

1964年以降に製造された車両の前面行先表示器設置後の姿。1980年頃に一部車編成を対象として前面行先表示器が設置された。後に更新工事が施され、この姿は消滅した。

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C11 後期形/無塗装 [行先表示器][冷房]

1964年以降に製造された車両の更新工事後の姿。1985年から1991年にかけて更新工事が施され、前面方向幕と冷房装置が搭載された。1992年から1995年にかけて塗装変更され、この姿は消滅した。

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C12 後期形/新塗装 [行先表示器][冷房]

1964年以降に製造された車両の塗装変更後の姿。1992年から1995年にかけて塗装が変更された。現在はこの姿で使用されている。

南海電気鉄道 6019F
南海電気鉄道 6019F
撮影場所 新今宮駅   撮影日 2022.06
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