南海電気鉄道6000系
概要
6000系は南海電気鉄道が1962年から製造した高野線向けの電車である。1969年にかけて72両が投入された。
外観の特徴
落成時期による差異が存在する。1962年に製造された車両(以下、前期形)は小型の前面窓とHゴム支持の貫通扉窓が特徴であり、1963年に製造された車両(中期形)は前面窓の天地幅が拡大されている。1964年以降に製造された車両(後期形)は貫通扉の窓が金具押さえである。改造による変化として、1980年頃に一部編成を対象に前面行先表示器(行先表示器)が設置された。また、1985年から1991年にかけて全車両を対象として更新工事が施され、冷房装置の搭載(冷房)と前面と側面に行先表示器が設置された。塗装の変化として、当初は無塗装(●無塗装)であったが、1992年から1995年にかけて青とオレンジ帯(●新塗装)に変更された。
バリエーション一覧
No.
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現状
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特徴 |
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A01 | 消滅 | 前期形/●無塗装 |
A02 | 消滅 | 前期形/●無塗装 [行先表示器][冷房] |
A11 | 現存 | 前期形/●新塗装 [行先表示器][冷房] |
B01 | 消滅 | 中期形/●無塗装 |
B02 | 消滅 | 中期形/●無塗装 [行先表示器][冷房] |
B11 | 現存 | 中期形/●新塗装 [行先表示器][冷房] |
C01 | 消滅 | 後期形/●無塗装 |
C02 | 消滅 | 後期形/●無塗装 [行先表示器] |
C11 | 消滅 | 後期形/●無塗装 [行先表示器][冷房] |
C12 | 現存 | 後期形/●新塗装 [行先表示器][冷房] |
各バリエーション解説
A01 | 前期形/●無塗装 |
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1962年に製造された6001Fの落成時の姿。小型の前面窓とHゴム支持の貫通扉窓が特徴である。当初は非冷房であり、行先表示器も設置されていなかった。後に冷房化と行先表示器の設置により、この姿は消滅した。
A02 | 前期形/●無塗装 [行先表示器][冷房] |
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6001Fの更新工事後の姿。小型の前面窓とHゴム支持の貫通扉窓が特徴である。1985年から1991年にかけて更新工事が施され、前面方向幕と冷房装置が搭載された。1992年から1995年にかけて塗装変更され、この姿は消滅した。
A11 | 前期形/●新塗装 [行先表示器][冷房] |
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6001Fの塗装変更後の姿。小型の前面窓とHゴム支持の貫通扉窓が特徴である。1992年から1995年にかけて塗装が変更された。現在はこの姿で使用されている。
B01 | 中期形/●無塗装 |
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1963年に製造された6003F、6005F、6007Fの落成時の姿。Hゴム支持の貫通扉窓が特徴である。当初は非冷房であり、行先表示器も設置されていなかった。後に冷房化と行先表示器の設置により、この姿は消滅した。
B02 | 中期形/●無塗装 [行先表示器][冷房] |
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6003F、6005F、6007Fの更新工事後の姿。Hゴム支持の貫通扉窓が特徴である。1985年から1991年にかけて更新工事が施され、前面方向幕と冷房装置が搭載された。1992年から1995年にかけて塗装変更され、この姿は消滅した。
B11 | 中期形/●新塗装 [行先表示器][冷房] |
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6003F、6005F、6007Fの塗装変更後の姿。Hゴム支持の貫通扉窓が特徴である。1992年から1995年にかけて塗装が変更された。現在はこの姿で使用されている。
C02 | 後期形/●無塗装 [行先表示器] |
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1964年以降に製造された車両の前面行先表示器設置後の姿。1980年頃に一部車編成を対象として前面行先表示器が設置された。後に更新工事が施され、この姿は消滅した。
C11 | 後期形/●無塗装 [行先表示器][冷房] |
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1964年以降に製造された車両の更新工事後の姿。1985年から1991年にかけて更新工事が施され、前面方向幕と冷房装置が搭載された。1992年から1995年にかけて塗装変更され、この姿は消滅した。
C12 | 後期形/●新塗装 [行先表示器][冷房] |
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1964年以降に製造された車両の塗装変更後の姿。1992年から1995年にかけて塗装が変更された。現在はこの姿で使用されている。