南海電気鉄道10000系

南海電気鉄道10000系

《最終更新》 2021.03.28

概要

10000系は南海電気鉄道が1985年から製造した特急「サザン」用の電車である。1989年にかけて2両編成10本が投入された。1992年には中間車8両が増備され、一部車両に中間車化改造のうえで4両編成7本に組成された。一部に廃車が生じており、現在は4両編成5本が使用されている。


外観の特徴

1985年から1989年に製造された車両(以下、前期形)と1992年に製造された車両(後期形)では側窓の形状が異なっている。なお、後期形は中間車のみ製造された。当初は濃淡の緑の塗装(旧塗装)であったが、後にシルバーに青とオレンジ帯の塗装(新塗装)に変更された。2015年には10004Fが旧塗装に復元され、2016年まで運行されていた。


バリエーション一覧

No.
現状
特徴

各バリエーション解説

A01 前期形/旧塗装

前期形の落成時の姿。濃淡の緑の塗装であった。塗装変更によりこの姿は消滅したが、2015年に10004Fが旧塗装に復元された。2016年に塗装変更され再びこの姿は消滅した。

南海電気鉄道 10004F
南海電気鉄道 10004F
撮影場所 新今宮駅   撮影日 2015.08.17
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A02 前期形/新塗装

前期形の塗装変更後の姿。シルバーに青とオレンジ帯の塗装に変更された。現在はこの姿で使用されている。

南海電気鉄道 10007F
南海電気鉄道 10007F
撮影場所 住ノ江駅   撮影日 2021.03.14
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A11 後期形/新塗装

後期形の姿。落成時からシルバーに青とオレンジ帯の塗装である。現在もこの姿で使用されている。

南海電気鉄道 モハ10107
南海電気鉄道 モハ10107
撮影場所 天下茶屋駅   撮影日 2018.06.17
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