近畿日本鉄道5200系

東大阪生駒電鉄7000系/近畿日本鉄道7020系

《最終更新》 2022.06.18

概要

7000系は東大阪生駒電鉄が1984年に製造した電車である。東大阪線の開業用の試作車として4両編成1本が投入された。1986年には近畿日本鉄道が東大阪生駒電鉄を吸収合併し、近畿日本鉄道は1989年にかけて試作車の組成変更および量産車を新造し、東大阪線に6両編成9本を投入した。

7020系は近畿日本鉄道が2004年から製造したけいはんな線用の電車である。2005年にかけて6両編成4本が投入された。


外観の特徴

1984年に製造された7000系試作車(以下、試作形)は乗務員扉の高さが側扉よりも低い点が特徴である。1986年から1989年に製造された7000系量産車(前期形)は、乗務員扉の高さが側扉と同一になった。2004年以降に製造された7020系(後期形)は、側窓を引倒し式に変更、妻窓を小型化して妻面の縦樋位置の変更、側面に行先表示器を設置し、3色LED式行先表示器(3C-LED)が採用された。

7000系は2004年から2007年にかけて車体更新(更新改造)が施され、側窓を引倒し窓に変更、側面行先表示器の新設と3色LED式行先表示器に変更された。

2019年に一部編成の行先表示器がフルカラーLED式(FC-LED)に変更された。

塗装は全車両が白をベースにオレンジ色と水色帯(標準色)である。


バリエーション一覧

No.
現状
特徴

各バリエーション解説

A01 試作形/標準色

7000系試作車の落成時の姿。乗務員扉の高さが側扉よりも低い点が特徴である。2005年までに車体更新が施され、この姿は消滅した。

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A02 試作形/標準色 [3C-LED][更新改造]

7000系試作車の車体更新後の姿。乗務員扉の高さが側扉よりも低い点が特徴である。2004年頃に車体更新が施され、側窓の更新や行先表示器が3色LED式に変更された。現在もこの姿で使用されている。

近畿日本鉄道 7102F
近畿日本鉄道 7102F
撮影場所 弁天町駅   撮影日 2022.06
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B01 前期形/標準色

7000系量産車の落成時の姿。2005年までに車体更新が施され、この姿は消滅した。

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B02 前期形/標準色 [3C-LED][更新改造]

7000系量産車の車体更新後の姿。2004年から2005年にかけて車体更新が施され、側窓の更新や行先表示器が3色LED式に変更された。現在もこの姿で使用されている。

近畿日本鉄道 7104F
近畿日本鉄道 7104F
撮影場所 弁天町駅   撮影日 2022.06
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B03 前期形/標準色 [FC-LED][更新改造]

7000系量産車の行先表示器フルカラーLED化後の姿。2019年に一部編成の行先表示器がフルカラーLED式に変更された。現在もこの姿で使用されている。

近畿日本鉄道 7107F
近畿日本鉄道 7107F
撮影場所 九条駅   撮影日 2021.12
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C01 後期形/標準色 [3C-LED]

7020系の落成時の姿。現在もこの姿で使用されている。

近畿日本鉄道 7122F
近畿日本鉄道 7122F
撮影場所 弁天町駅   撮影日 2022.06
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C02 後期形/標準色 [FC-LED]

7020系の行先表示器フルカラーLED化後の姿。2019年に一部編成の行先表示器がフルカラーLED式に変更された。現在もこの姿で使用されている。

近畿日本鉄道 7121F
近畿日本鉄道 7121F
撮影場所 九条駅   撮影日 2021.12
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