東大阪生駒電鉄7000系/近畿日本鉄道7020系
概要
7000系は東大阪生駒電鉄が1984年に製造した電車である。東大阪線の開業用の試作車として4両編成1本が投入された。1986年には近畿日本鉄道が東大阪生駒電鉄を吸収合併し、近畿日本鉄道は1989年にかけて試作車の組成変更および量産車を新造し、東大阪線に6両編成9本を投入した。
7020系は近畿日本鉄道が2004年から製造したけいはんな線用の電車である。2005年にかけて6両編成4本が投入された。
外観の特徴
1984年に製造された7000系試作車(以下、試作形)は乗務員扉の高さが側扉よりも低い点が特徴である。1986年から1989年に製造された7000系量産車(前期形)は、乗務員扉の高さが側扉と同一になった。2004年以降に製造された7020系(後期形)は、側窓を引倒し式に変更、妻窓を小型化して妻面の縦樋位置の変更、側面に行先表示器を設置し、3色LED式行先表示器(3C-LED)が採用された。
7000系は2004年から2007年にかけて車体更新(更新改造)が施され、側窓を引倒し窓に変更、側面行先表示器の新設と3色LED式行先表示器に変更された。
2019年に一部編成の行先表示器がフルカラーLED式(FC-LED)に変更された。
塗装は全車両が白をベースにオレンジ色と水色帯(●標準色)である。
バリエーション一覧
No.
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現状
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特徴 |
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A01 | 消滅 | 試作形/●標準色 |
A02 | 現存 | 試作形/●標準色 [3C-LED][更新改造] |
B01 | 消滅 | 前期形/●標準色 |
B02 | 現存 | 前期形/●標準色 [3C-LED][更新改造] |
B03 | 現存 | 前期形/●標準色 [FC-LED][更新改造] |
C01 | 現存 | 後期形/●標準色 [3C-LED] |
C02 | 現存 | 後期形/●標準色 [FC-LED] |
各バリエーション解説
A02 | 試作形/●標準色 [3C-LED][更新改造] |
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7000系試作車の車体更新後の姿。乗務員扉の高さが側扉よりも低い点が特徴である。2004年頃に車体更新が施され、側窓の更新や行先表示器が3色LED式に変更された。現在もこの姿で使用されている。
B02 | 前期形/●標準色 [3C-LED][更新改造] |
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7000系量産車の車体更新後の姿。2004年から2005年にかけて車体更新が施され、側窓の更新や行先表示器が3色LED式に変更された。現在もこの姿で使用されている。
B03 | 前期形/●標準色 [FC-LED][更新改造] |
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7000系量産車の行先表示器フルカラーLED化後の姿。2019年に一部編成の行先表示器がフルカラーLED式に変更された。現在もこの姿で使用されている。
C02 | 後期形/●標準色 [FC-LED] |
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7020系の行先表示器フルカラーLED化後の姿。2019年に一部編成の行先表示器がフルカラーLED式に変更された。現在もこの姿で使用されている。