近畿日本鉄道30000系
《最終更新》 2021.11.22
1.概要
30000系は近畿日本鉄道が1978年から製造した標準軌仕様の特急型電車である。車両愛称は「ビスタカー」である。1985年にかけて4両編成15本が投入された。
2.外観の特徴
平屋構造の先頭車(以下、平屋車)と2階建て構造の中間車(2階車)が存在する。落成時の塗装はオレンジ色をベースに窓回りが青色(以下、●標準色)である。1996年から2000年にかけてリニューアルが施され、塗装がオレンジ色をベースに窓下に白と青帯(●旧塗装)に変更された。このリニューアルで平屋車は前面行先表示器の小型化、2階車は窓の連窓化が施された。また、2010年から2014年にかけて再度リニューアルが施され、前面行先表示器がLED式(LED)に変更された。2016年から2018年にかけて塗装が変更され、オレンジと白をベースとして窓下に金帯(●新塗装)になった。
3.バリエーション一覧
No.
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現状
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特徴 |
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A01 | 消滅 | 平屋車/●標準色 |
A11 | 消滅 | 平屋車/●旧塗装 [リニューアル] |
A12 | 消滅 | 平屋車/●旧塗装 [リニューアル][LED] |
A13 | 現存 | 平屋車/●新塗装 [リニューアル][LED] |
B01 | 消滅 | 2階車/●標準色 |
B11 | 現存 | 2階車/●旧塗装 [リニューアル] |
B12 | 現存 | 2階車/●新塗装 [リニューアル] |
A11 | 平屋車/●旧塗装 [リニューアル] |
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リニューアル後の姿。1996年から2000年にかけてリニューアルが施された。2010年から2014年にかけて前面行先表示器がLED式に変更され、この姿は消滅した。
近畿日本鉄道 30000系
京都駅 2007.04.20
A12 | 平屋車/●旧塗装 [リニューアル][LED] |
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前面表示器LED化後の姿。2010年から2014年にかけて前面行先表示器がLED式に変更された。2018年までに塗装変更され、この姿は消滅した。
近畿日本鉄道 30000系
津駅付近 2013.04.14
B11 | 2階車/●旧塗装 [リニューアル] |
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中間車のリニューアル後の姿。1996年から2000年にかけてリニューアルが施された。2016年より順次塗装が変更され、この姿の車両は減少している。
近畿日本鉄道 30000系
米野駅 2012.04.15